38話③ 三原焼はちょっと特殊な広島風「お好み焼き てっちゃん」

文字数 1,435文字

で、BBQが今日のオススメってわけじゃねえんだろ?

さすがにそれはないな。

うちのBBQは畑で取れる野菜焼いたり、近くの海で取れるタコや牡蠣焼いてみたり、

割と奮発した肉やいたりするけえ、旨いことこの上なしじゃが、

さすがにそれはオススメできんで。

けっこうな量が出そうですけどね。

ほうじゃの。

じゃけえ、わしの妹が集計して、うちの家族は一人頭3000円程度を出資しとるんじゃが、わしは多めに1万ほど出しよるわ。

奮発しますね。

そこは長兄じゃし、わしが帰ったタイミングでのBBQじゃけえの。

わしが出さんといけんじゃろうて。

それはそれで一つの回としていけそうな気もするがな。

残念ながら、親戚写真に撮ってもしゃあないじゃろうけえ、あんま撮っておらんのじゃ。

ま、次回帰ったときにでも考えようかの。

酒入って忘れとる可能性もあるがのう(笑)

では、それはそれとして、今回のオススメにいきましょうか。

今回は……三原ですか?


おう、広島の東、尾道に近いところじゃの。
ここのお好み焼きは広島のとは違うのか?
ああ、実はちと違うんじゃ。
なにが違うんです?

一般的な広島風も関西風も、メインとなる肉はふつう豚を使うんじゃがの。

三原のお好み焼き、いわゆる「三原焼」は鳥もつを使うんじゃ。

鳥もつ!?

おう、意外かもしれんが、これがまた旨いんよ。


今回紹介する三原の「お好み焼き てっちゃん」さんは、昭和38年創業で、

50年以上の歴史を誇る、三原市内で一番の老舗の店なんじゃ。

これがその三原焼よ!

おおっ、これはまた旨そうだな!

ほうじゃろ。

焼き立てを鉄板から食う。

これが一番旨いんじゃ!

これでいくらぐらいなんですか?

そばなしじゃと450円

そばやうどん入りでも550円じゃな。

安っ!!

広島のお好み焼きいうのはそういうものなんじゃ。

じゃないと、広島人の常食にならんけえの。

手軽に食べられて、おいしい。

言うことないですね!


そういうことじゃ!


そんなわけで、三原で老舗の味を守り続けてる「お好み焼き てっちゃん」、みなさんも三原に行かれた際はぜひ寄ってみてつかあさい!


バーベキューがもはや立食パーティーじゃないですかーっ!

楽しそうです

>>バーベキューがもはや立食パーティー

立食パーティーが苦手なわしでも、親戚相手なら無問題です(笑)

毎年のように伯父から「ちゃんと食えとるか?大丈夫なんか?」と

いろいろ心配されたりはしますがの。

実家でとれた米で作ったおにぎりが出たり、

それをさらに焼きおにぎりにしたり、

用意した肉の一部を燻製にもしたりと割と楽しいです!


>>ソウルフード

広島人にとってお好み焼きはまさにその立ち位置です!

広島に帰省したら必ず食うようにしとるんは

わしも広島人の魂を忘れんようにするためなんじゃ!(大げさ)

>>親戚が集まって馬肉を食いまくります

それはそれで興味がありますな。

わしは馬肉や羊肉はわりと好きなんで、そういうのもありじゃ思いました。

しかし馬肉は熊本の食文化じゃと思うとったんじゃが、

福岡の方でもようけ消費されとるんですのう。


ちなみに九州在住の友人が、

「九州人はなにかというとすぐ酒盛りする。

 お前みたいに酒が強くないと、九州は住みにくい」

とは言うとりましたがの(笑)

福岡は九州食文化の集積地といった面もあるんかもしれませんのう。
熊本の安くて旨い馬肉が流れてくるんは、うらやましいことです。
しかし九州の酒盛りはやはりガチなんですな。
わしも酒は大丈夫なほうじゃが、
酒が呑めん人間にゃあ住みにくい土地かもしれませの(笑)

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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