175話① 「松江護国神社」と「松江神社」

文字数 855文字

昨日、島根の松江城を紹介したわけなんじゃが、松江城を見たついでに一緒に見ときたい神社いうもんがあるんじゃ。
一緒に見ておきたい神社?
どんな神社だ?

ああ。

それは「松江護国神社」「松江神社」じゃ。

近いのか?
近いいうか、同じ敷地内じゃな。
マジかっ!!

ああ。

前にもいうたかもしれんが、みんなが城じゃと思うとるもんは天守であって、本来の城いうんは何層もの曲輪によって形成されとるもんなんじゃ。

で、城によってはいまでもかなりの敷地を有しとるところも多いけえ、中に神社やら寺やらがあるんは、さしてめずらしいことでもないんよ。

なるほどな。
では、天守からも歩いていける距離ということなんですね。

まあのう。

ほいじゃが、松江城の敷地はけっこうなもんがあるけえ、天守のすぐそばいうわけでもないんじゃがな。

でも、同じ敷地内なんでしょ?
歩いてどんぐらいなんだ?
天守閣から松江護国神社まで徒歩5分いうところじゃな。
地味にあるな!
徒歩圏内ではありますけど、同じ敷地内にしてはわりとありますね。

ほうじゃろ。

じゃけえ、意識しとらんとつい忘れがちになるけえ、ちいと注意が必要じゃろうな。

ま、そのぶん見どころは十分じゃけえ、しっかり見ておきんさい。

まずはこれが松江護国神社じゃ!

全国の護国神社と同じように、戦没者とかを祀っとる招魂社が起源じゃな。

で、こっちが松江神社じゃ。

ここは松江松平家初代藩主の松平直政を主祭神としとる。

同時に、徳川家康と松江藩中興の祖の松平治郷、

あとは松江開府の祖といわれる堀尾吉晴も祀っとるんよ。

お城の敷地内にあるだけあって、なかなかに立派な神社ですね。
どっちも歴史ある神社なのか?

いや。

藩祖を祀る神社は明治期に各地で流行った動きでな。

ここ松江神社もごたぶんにもれず、明治に建てられたものなんよ。

松江護国神社に至っては昭和14年の創建いうことになるのう。

いうほど古いものじゃないんですね。

ま、そうそう古い神社ばかりじゃないいうことよ。

その代わり次のページで紹介するんは、島根で古くから愛されとる名物じゃけえ期待しときんさいや!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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