90話① お殿様の腹痛を治した、長浜の「菊水飴」

文字数 706文字

先日、長浜市街地の見どころを紹介したわけじゃが、今度はその中でもひときわ変わったスポットを紹介しようかの?
ちょっとまて!

ん?

なんじゃ?

この前だって、秀吉の銅像2つを「変わっておって、ツッコミどころありという感じでお気に入り」と言ってたじゃねえか!
ほうじゃの。
もしかしてあれより変わり種があるっていうんですか?

ああ。

その名も「長浜タワー」じゃ。

これがそうじゃな!!

たしかに変わってる!
そもそもタワーですらねえ!

よう見てみい!

てっぺんにタワーらしきものもあるじゃろうが!

たしかに!

なにかそれっぽいものがありますね。

じゃあ、これはなにかのタワーなんですか?

あれは飾りじゃ!
飾りなのかよ!

おう。

あれがなにか電波の送受信をしとるいうわけじゃないんじゃ。

じゃあ、なんであんな飾りが?

あれは建てた人が「長浜にも東京タワーみたいな名物を!」いうて、付けたものなんよ。

むしろその発想が電波を受信してたとしか思えんな(笑)

言い方ぁ!!
なのでこれ、正確には「長浜タワー」じゃのうて、「長浜タワービル」いうただのビルなんじゃが、一般的には「長浜タワー」の方が通じるそうな。
地元の人はどう思ってるんでしょうね……

さあのう。

案外受け入れとるんかもしれんな。

ちなみにこれ、正面には「NAGAHAMA TOWERBILL」と英語表記が入っとるんじゃが、「BILL」は請求書や紙幣という意味なんよ。

じゃあ、ミスじゃないですか!

おうよ。

ほんまなら「NAGAHAMA TOWER BUILDING」にせにゃあいけんけえな。

なので、そのへんのスペルミスも含めて、B級スポットいうことなんじゃ。

そんなものをわざわざ見るなんて……
ほんと、変わり者だよな……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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