42話① 沖縄で、早い旨い安い「タコライス」を食すなら!

文字数 870文字

前回の沖縄編ではタコスを紹介したけえ、

今回はタコライスの店でも紹介しようかの。

ほう、今度はタコライスメインか?

正確に言うと、ここは「タコライスも出す」店であって、

タコライス専門店ってわけじゃないんじゃがの。

そうなんですか?
ああ。

ただ、この店はどうしても行っときたかったんよ。

てめえがそこまで言うってことは、期待できそうだな。

うむ。

前にも言うたように、わしは「観光客目当ての店」いうのはあまり好かんのじゃ。

やはりあくまでも

「地元の人らが常食としとる、その地ならではのもの」

いうんが一番食べたいんよ。

それもやはり創作活動のためですか?

一つはそれじゃな。

あとは興味じゃな。

興味?

ま、これは創作活動にも興味にも、どちらにもいえることじゃが、

やはり「生きた情報」いうんがなにより大事なんじゃ。


それは各地の空気を肌で感じることであり、

その地の食べ物をこの舌で味わうことであり、

現地の人に直接聞き取り調査をすることであり、

そのどれもが「生きた情報」として、わしの中に生きてくるんじゃ。


そういうものなのか?

おう。

もしわしが学生の頃、地理や歴史が苦手じゃったというたら信じるかの?

そうなんですか!?
さすがにニコルでもびっくりするか(笑)
一概には信じられませんからね……。
でも、まごうことなき事実なんじゃ。
なんで苦手だったんだ?

やはり学校の詰め込みの授業で辟易しとったんじゃろうなぁ。

生物や政治経済や漢文は得意じゃったが、

これは興味を持てたけえいうのがでかいの。

あとは言語表現、一般的には小論文いわれる授業じゃが、

これも持ち前の文章力で大の得意にしとったわ。

でも、詰め込みの地理や歴史は苦手だったと?

ああ。

しかし、自分で各地を訪ね、各地の歴史を知れば知るほど、

生きた知識として地理や歴史を勉強できたんでな。

いまやそれで十分語れるほどの知識も身に付いたいうことなんじゃ。

なるほどな。

てめえが「生きた情報」をいかに大事にしているかわかったぜ。

で、その「生きた情報」を得るために、

今回訪れたお店はどんなところなんです?

ああ、わしが今回行った店はここじゃ!
おいっ!!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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