152話① 広島帰省からの帰還報告

文字数 771文字

ただいま!
おかえりなさい。
まだ生きていやがったか。
それが帰ってきたばかりの作者にいうセリフか……
だって帰ってくると、私らの仕事が増えるだけですので……
ブルータス、お前もか!!
誰がブルータスですか!!
せめて「出番が増えてありがたい」ぐらいのことを言うてくれてもよかろうて……
だってねぇ……
出番増えたところで俺らには一文の得にもならねえしな。
わしだって一文にもなっとりゃあせんわ!!
ほんと、よくやるよな……(呆)
わしもそう思う(呆)
お前は呆れんなよ!!!
で、広島は満喫できましたか?

ああ。

広島には一年に一回帰るようにはしとるが、やはり生まれ故郷はええもんじゃな。

心が洗われるようじゃったわ!

ふだんはすっかり汚れきってますからね。
なおさらなんだろうな。
お前ら今日は、ちいと辛辣すぎやせんか?(震え声)
ひさびさなんで。
さじ加減がわかんねんだよ。
加減ゼロのフルスイングじゃった気がするんじゃが……
そういえば以前、ご実家の方でBBQされてた写真を紹介されていましたが、あれはまた今年もやられたんですか?

ああ、やったで。

うちの定番行事みたいなもんじゃけえな。

ほれ、このとおりよ!!

マジだっ!!
でも、なかなかいいものですね!!

おう。

大自然に囲まれて食うBBQじゃけえな。

まずかろうはずがないけえのう。

BBQ用に用意されたおにぎりの米はうちの田んぼでとれたもん

肉と一緒に焼いとる野菜類も裏の畑でとれたもんじゃけえな。

いっそ、肉もとっちゃあどうだ?(笑)

さすがに牛は飼っておらんのう。

わしが生まれる前はおったそうなんじゃが、牛は途中で飼うのやめたそうな。

裏の山でイノシシやら猿、野兎やらマムシも出るが、あいにくジビエはやっとらんでな。

ほんと、ド田舎なんだな……

おう。

なんせ、うちの周囲ってこんなじゃけえな。

お、おう……
なんか、すいません……


なんで謝るんなら!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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