112話①【レア】奈良の世界遺産「法隆寺」

文字数 814文字

ほいじゃあ、今日は奈良の世界遺産「法隆寺」を紹介しちゃろうかいの。

法隆寺か。

有名なところだよな。

「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」の歌でも知られてますよね。

ほうじゃな。

ま、それだけ昔から巨刹・古刹として広く知られとるいうことよ。

古刹?

一言でいえば「古い寺」じゃな。

なので、「巨刹」といえば「でかい寺」いうことになるんよ。

そんなに古くて大きいんですか?

ああ。

なんせ境内の広さは約18万7千平方メートルでな。

西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群でもあるんじゃけえな。

マジかっ!!

おう、それだけに見どころはたっぷりなんよ!

これがその法隆寺じゃ!!

おおっ、たしかに!!
言うだけはありますね!!
有名な五重塔もあるな!

なかったら困るわ(笑)

ちなみにここ法隆寺は生駒郡斑鳩町いうところにあるんじゃが、わりと奈良の中心地からは近いんで。

そうなのか?

ああ。

なんせ奈良駅から3駅11分ほどじゃけえな。

近っ!!!
ほいじゃが、そこから20分ほどは歩くがの。
今岡先生のことだから、当然歩いていったんですよね?
むろんのことよ。
やっぱりか……
しかし、歩いていく以上に、ここに行くにはハードルが高いものがあるんじゃ。
なんですか?
拝観料の高さじゃな。
いくらなんだ?
1500円。


高っ!!!!

なんでそんなに高いんですか!?

ま、これはしょうがないところもあるんよ。

国宝を多く所持しとると、その管理だけでもえらい金がかかるもんなんじゃ。

しかも国からの補助は雀の涙。

なので、中には国宝指定を嫌う神社仏閣もおるぐらいじゃけえな。

そりゃ、そうだろうな……

しかも法隆寺は檀家を持たん学問寺じゃけえな。

墓もないけえ、法事やらで稼ぐこともままならんのよ。

では、どうやって維持してるんですか?
拝観料やお坊さんの講演料、あとは美術品などの貸出料じゃな。
涙ぐましい努力があるんですね……

そういうことよ。

なので、いろんな人に見てもらって、もうちょい法隆寺が潤うようになれば御の字じゃな。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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