101話① 新潟競馬場の「牛すじカレー」

文字数 683文字

今回は新潟競馬場を紹介しようかの。

新潟?

またローカルなところにきましたね。

たしかにいまでこそローカルなイメージが付きまとうがな。

あまりバカにすることもできんので。

なにしろ日本では一時期、新潟が日本の最多人口をほこっとったんじゃからな。

マジかっ!?

ああ。

明治頃は新潟が東京や大阪以上の人口をかかえとったんじゃ。

街だって市内中心部に限れば、いまでもこんな感じじゃしな。

たしかに都会だな!
でも、なんで昔は新潟が最多人口を誇ってたんでしょうか?
それは米と海じゃな。
米と海?

ああ。

明治維新があったいうても、まだまだ米が中心であったことに変わりはなかったんよ。

で、新潟はその米がようけえ取れる。

なので、食っていける人口もそれだけ多かったいうことなんじゃ。

加えて、日本海側の中心地で、貿易も盛ん。

陸のもんも海のもんも豊富なら、自然と人が集まってくるいう寸法じゃな。

なるほど。
あとは宗教がらみいうのもあるかの。
宗教?

おう。

北陸はもともと一向宗が多かったんじゃ。

で、その一向宗には「間引きをしない」というルールがあったんよ。

飢えても子を間引かんけえ、ぎりぎり食える範囲では人が増える。

なので石川や富山なんかも、わりと人口増の傾向があったそうな。

石川や富山もか……

そういえば、それって前にもどこかで聞きましたね。

ああ。

わしの故郷・広島と同じじゃな。

一向宗は北陸地方と広島に多かったけえ、広島でも同様のことがあったんよ。

しかし、そう考えると北陸はまだ地域全体がそうだったからまだいいんですが、ぽこっと浮いてる広島だけが異常ですね。
異常なこいつの故郷だからか。
ああ……(納得)
納得すなや!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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