183話② 意外と楽しい、高知の「日曜市」

文字数 898文字

ちなみに「よさこい祭り」のメインは踊りパレードなわけなんじゃが、ステージでも踊りをやっとったり、前夜祭には花火もあったりと、なかなかに内容も充実しとるんで。
ほんま、四国三大祭りと呼ばれとるだけはあるよのう。
三大?
あとの2つは?
徳島の「阿波踊り」愛媛県新居浜市の「新居浜太鼓祭り」じゃな。

すまん。

阿波踊りはともかく、その新居浜のは知らねえ……

たしかにあまり聞いたことがないですね……

まあ、ほうかもしれんのう。

ほいじゃけえ、そこを抜いて「阿波踊り」「よさこい祭り」を四国二大祭りということもあるんじゃ。

祭りの観客数も、阿波踊りが120万人よさこいが100万人なのに対して、新居浜は10数万人と規模ががた落ちじゃけえな。

それ、もはや三大に入れる必要があるか……?

ほいじゃが、これらの祭りの中で一番歴史があるんは新居浜のじゃけえな。

なんせ「新居浜太鼓祭り」は鎌倉時代からの行事といわれとるけえな。

古いなっ!!

で、その次に古いのが「阿波踊り」

こっちは戦国時代が起源と言われとるんよ。


ちなみに一番新しいのが「よさこい祭り」

これは戦後、「阿波踊りに負けないイベントを高知でも!」いうことから始まっとるけえな。

歴史的には一番新参者いうことになるんじゃ。

しかし、逆に言えば、まだ100年もない歴史なのに、そこまでの規模に発展した「よさこい祭り」ってすごくないですか?

おう、すごいのう。

っていうか、そんだけフラストレーションもたまっておったんじゃろうよ。

なんせ「よさこい祭り」以外、高知市にはこれといったイベントがない始末じゃけえな。

嘘でしょ?
なんかあんだろ?
よさこいに次ぐイベントいうたら、8月の「まんが甲子園」か、11月の「龍馬生誕祭」ぐらいで?
他にねえのか……

ほうじゃのう……

あとは日曜市ぐらいかのう……

それ、もうお祭りじゃないですよね?
わりと人出はあるがな。


行ったのか!?

ああ、行った。

残念ながら写真は撮りわすれとったがの。

旬の野菜とか、ええのが安う売っとったで。

さすがに飛行機で持って帰るのが骨じゃけえ、野菜は買わなんだがの。

ほんと、てめえはなんでも行くな……
その好奇心旺盛ぶりはなんなんですか……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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