108話①【レア】「絶景かな絶景かな」京都の南禅寺三門

文字数 745文字

今日は京都の南禅寺を紹介しちゃろうかの。
南禅寺?
どっかで聞いたことがあるな。

ほうかもしれんのう。

なんせ南禅寺は日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式をもつとされとるお寺さんじゃけえな。

マジでっ!?

おう。

そもそもこの南禅寺は日本最初の勅願禅寺で、京都五山や鎌倉五山の上におかれとる別格中の別格の寺じゃけえな。

そんじゃそこらのお寺さんとは格が違うんよ。

ほれ、これがその南禅寺じゃ!!

すげえ!!
たしかにこれは別格ですね!!

ほうじゃろ。

ちなみにここの三門は、歌舞伎の『楼門五三桐(さんもんごさんのきり)』の舞台となったことでも知られとるんで。

楼門五三桐?
なんだそりゃ?

歌舞伎の演目じゃあ、ようわからんか。

それなら石川五右衛門が「絶景かな絶景かな」いうセリフを吐いたいうのは、知っとるかの。

ああ、それならわかるな。
有名なセリフですものね。

そう。

そのセリフを吐いたのが、ここの三門じゃとされとるわけなんよ。


マジかっ!!

おう。

ただ、あれはあくまで歌舞伎の演目であって、実際に石川五右衛門が三門に登ったいうわけじゃないんじゃがの。

そうなんですか?

ああ。

なんせここの三門は石川五右衛門の死後30年ほどしてから建ったもんじゃけえな。

登りとうても、登りようがないんじゃ。

なんでえ……
ほいじゃが、この三門は思わず「絶景かな絶景かな」といいたくなるほどの絶景なんで。
え?
登ったんですか?
おう、登ったで。
登れるのか!?

ああ。

ただ、ここは別料金をとられるがの。

いくらなんだ?
500円。


高っ!!

しかもここはそれだけじゃないんじゃ。

なんせ方丈庭園も500円

そして南禅院でも300円

全部見ようと思うと、南禅寺だけで締めて1300円かかるいう寸法なんじゃ。

マジで高いなっ!!
ま、そんだけのところじゃけえ、しょうがなかろうてな。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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