63話  【変】福島競馬場の隠れた見どころ!

文字数 1,245文字

昨日は福島競馬場を紹介したわけじゃが、

今日はそれ以外の見どころでも教えちゃろうかの。

けっこうあるものなんですか?
ないな。

おいっ!?

言われても、福島競馬場はわりと街中にあるせいか、

なかなか拡幅ができんのよ。

なので、あまり競馬場の機能以外、

これといったことをやっとらんいうのが

正直なところなんじゃ。

そうなんですか……
ちとがっかりだな……

ま、そんなにがっかりしんさんな。

それでも意外と隠れた見どころいうのはあるもんなんじゃけえ。

わしとしては、この福島競馬場展示室なんかは嫌いじゃあないのう。

ほれ、こんな感じじゃ!

いろいろあるもんなんだな。
そらそうよ。

とりわけ見どころとしては、こんなんもあるで。

優勝カップと……
垂れ幕……か?

垂れ幕いうな!!

これは優勝レイいうもんじゃ!

優勝レイっていうんですか、これ?
はじめて名前を知ったぜ。

ま、あまり興味ない人は知らんじゃろうのう。

ちなみにこれは職人さんが手作業で作り上げとるれっきとしたものなんで。

手作業っ!?

おう。

こんなん数作るわけじゃないんじゃけえ、

機械でなんかようできんじゃろうて。

なので、どんな大きいレースでも小さいレースでも

ぜんぶ職人技で作られとるんよ。

たいしたものだな。

ちなみに画像にあるとおり、

福島のレースといえばG3ばかりじゃが、

七夕記念やら福島記念やら

名物レースが目白押しなんじゃ。

なので、そういうのを目的に

見に来るいうんもありじゃろうな。

ちなみにそういうレースだとけっこう混むんですか?

ああ。

さすがにG1ほどじゃないが、

ローカル競馬場のメインレースはそれはそれで混む。

なので、そういう日は覚悟していくのがええじゃろうな。

マジか……

ああ。

福島はまだマシなほうよ。

新潟のアイビスサマーダッシュなんか、同じG3なのに、

近隣ホテルはG1並みに混むそうなけえな。

半端ないですね……

日本で一度に多くの人が生観戦するスポーツといわれるだけはあるな。

サッカーや野球でも、競馬場ほどいっぺんには人が集まらんけえのう。

言われてみれば……
たしかに……

ま、競馬をスポーツとみるか、ギャンブルとみるかは人それぞれじゃが、乗馬なんかと同じように競馬を愛するわしとしては、ここはやはりスポーツとしてみてほしいと思うわけなんよ。


そんなわけで、夏競馬で盛り上がる福島競馬場、みなさんもぜひ一度訪れてみてつかあさい!!

来年の東京オリンピックでは、総合馬術のクロスカントリーと馬場馬術の予選を生観戦することが決まっとるわしも、しっかり夏競馬を応援しとります!

おいっ!!
最後、どういうことですか!!

ああ、あれか。

当たった。

さらっと言うな!!

ま、日本で馬術と射撃はあまり人気ないじゃろうなぁ思うて、

その二つだけに絞って応募してみたんじゃが、

見事、馬好きのわしらしく、馬術だけ当たったいうわけなんよ。

マジか……

いうても、馬術ですらかなりの倍率だったそうなけえ、

二つとも日曜のチケットが当たったんは

やはり運がええとしか言えんかのう。

ほんと、この人の悪運の強さ……
どうなってんだろうな……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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