171話③ 函館の名店「ジンギスカン羊羊亭」

文字数 1,319文字

で、今度はどんな名店を紹介してくれるんですか?
やはり北海道に行ったら、一回はジンギスカンを食わんといけまあて。
そういうものなのか?

ああ。

この前、北大を紹介したが、北大でもようジンギスカンは食われよるんで。

なんせ金曜の夕方ともなれば、北大の至るところでジンギスカンパーティーやっとるありさまじゃけえな。

マジかっ!?
それはクラブ活動とかで、ですか?
クラブ活動もそう、サークル活動もそう、果ては研究室でもそうじゃな。
研究室でも!?

わしが見た時は、教授の家族と思しきお子さんらも大学生と一緒になって、ジンギスカンをやっとったけえな。

ま、北大では生協でもジンギスカンセットを売っとるぐらいじゃけえ、それも自然の成り行きじゃろて。

マジか……
で、それだけ北海道では当たり前のように食われよるジンギスカンじゃが、今回紹介する店は函館のジンギスカン屋でもトップクラスの人気のお店なんじゃ。
ほう、それはいいですね!!

ほうじゃろ。

そう、こここそが、函館の人気ジンギスカン屋、

「ジンギスカン羊羊亭」じゃ!!

おおっ、旨そうだな!!
おススメなだけはありますね!!

ほうじゃろ。

ちなみにこの店、「ジンギスカン羊羊亭」と書いて、

「ジンギスカン・めいめいてい」と読むけえ、注意が必要なけえな。

初見では読めないでしょうね……
しかし、なんでまた北海道はジンギスカンが盛んなんだ?

諸説あるが、ジンギスカンのタレを売り出した店が、ジンギスカンの鍋を無料配布したのがきっかけといわれとるな。

無料配布?

ああ。

ジンギスカンは北海道でもあまり食われとらんかったんよ。

やはり臭みがあるいうのが、きびしかったんじゃそうな。

で、あるメーカーがちょうどあうタレを売り出したんじゃが、

その販促としてジンギスカン鍋の無料配布をしたところ大当たりしたそうな。

マジでっ!!

ああ。

おかげでジンギスカンは北海道中に広まったということなんじゃ。

ちなみに北海道でも基本的に羊肉は輸入品がメインなんで。


はぁ!?

そっちの方が驚きですよ!!

北海道産の羊肉じゃとコスト面で採算とれんけえな。

たいていがニュージーランド産やオーストラリア産らしいで。

なので、北海道で食おうが本州で食おうが、

実は肉の味はあまり変わらんそうな。

マジか……
知りたくなかった事実ですね……

ま、北海道で食うからこその、あの味いうのもあるじゃろうがな。


そんなわけで函館の人気ジンギスカン屋「ジンギスカン羊羊亭」、みなさんも函館に行かれたらぜひ訪れてみてつかあさい!!

新作……いずれは都道府県別に立てて、自作品だけでノベルデイズを染め上げるという作戦ですねわかります

都道府県別……不可能じゃないんじゃ(;・∀・)


言われて調べてみたら、すでに47都道府県中、40ほどを書いておりました。

「青森・栃木・山梨・富山・長野・静岡・島根」を書いとりませんでしたが、まだ足を踏み入れてない富山・長野以外はいつでも書ける上、富山・長野もそのうち旅行にいくのを計画中。

なので、不可能ではないものの、それをやると手間がかかるのが……

石川県みたいなコラボで、賞金が出る可能性があれば、あるいは……

でも、忖度は欠片もしやがらねえけどな……
コンテスト、取る気があるのかないのか……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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