68話② 【桜の名所】東京・六義園と王子の定食屋「晃正」

文字数 881文字

で、今日のおススメのお店は?

ああ。

この六義園のすぐ近くいうわけじゃないんじゃがな。

この数駅隣の王子駅に、庶民的ながら、手ごろでいい逸品を出してくれる名店があるんで、そこを紹介させてもらおうかいの。

ほう、そんなところがあるのか?

ああ、王子駅近くの「晃正」いうところでな。

こじんまりとした店なんで、決して写真映えはせんじゃろうが、味はたしかなんじゃ!

これがそうよ!

思いのほか旨そうだな!
実際、ボリュームもあってなかなかのもんじゃったで。
これでいくらぐらいなんですか?
これは「ポーク焼肉定食(500円)」じゃな。
安いなっ!

ほうじゃろ。

他にも「ロースとんかつ定食(500円)」「チキンカツ定食(500円)」など、お手軽な定食が目白押しなんじゃ。


全部500円なんですか?

いや、そういうわけじゃないがの。

ただ一番安い定食が500円、一番高いのでも「盛り合わせフライ定食(740円)」じゃけえ、なに食うても、安い上に満足することは請け合いじゃな。

それはありがたいことだな。


年配のご夫婦がやっとられる町の定食屋いう感じじゃけえ、なかなかいきなり入る気にはならんじゃろうが、思い切って入ることをおススメするわ。
しかし、そんな敷居の高そうなところ、今岡先生はよく行こうと思いましたね。

おう。

事前にいろいろリサーチしとったけえな。

マジかっ!?

ああ。

わしはラーメンじゃろうが、甘味じゃろうが、町の定食屋じゃろうが、事前にいろいろ調べた上でいくけえな。

旨いものを食いたきゃ、調査あるのみじゃ!

そこまでするか……。
もう調べるのが好きなんでしょうね……。

それは否定せん(笑)


そんなわけで王子駅近くで、安くて旨い定食を食べさせてくれる「晃正」、みなさんも近くに寄った際にはぜひ足を運んでみてつかあさい!

これは安いっ!

こういうお店って、突然なくなることもあるので気に入ったら早めに行かなきゃですよね

年配のご夫婦が長年やっとられる感じじゃったんで当分は大丈夫でしょう!

ただ後継者問題等でそのうちに、いうのはあるかもしれませんな。

こういう定食屋は割りと好きなんで、できるだけ長く続いてほしいもんです!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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