174話② 石川のソウルフード「8番らーめん」

文字数 1,360文字

で、今回紹介する金沢名物ってなんなんだ?

ほうじゃな。

金沢に行った旅行者が必ず食べるというわけじゃないが、地元の人はよう食べよるいうもんじゃな。

なんですか、それ?

8番らーめんよ。
8番らーめん?
カップラーメンかなにかですか?

いや。

地元に根差しとるチェーン店じゃな。

じゃが、これぞ石川のソウルフードというても過言ではない代物なんじゃ!

マジかっ!!
では、石川でしか食べられないものなんでしょうか?

いや。

石川県発祥じゃが、石川県だけじゃのうて北陸3県によう展開しとるけえ、

正確には石川以外でも食おう思うたら食えるんじゃ。

ほいじゃが、これほど地元に愛されとるラーメン屋もそうそうないけえ、

紹介しちゃらにゃあいけんのう思うた次第なんよ。

県外にもあるにはあるけど、地元からこよなく愛されてるラーメンチェーン……

名古屋の「すがきや」みたいなものでしょうか?

ああ。

そのイメージで問題なかろうて。

実際、石川県ではそれ並みに愛されとる代物じゃけえな。

で、その8番らーめんではなにがおススメなんだ?
そら、8番らーめんといえば、「野菜ラーメン」しかあるまいて。
いや、わかんねえよ!!

それが定番メニューじゃあ、いうことよ。

ほれ、これがそうじゃ!!

おおっ、おいしそうですね!!
ほう、これが野菜ラーメンなのか?

いや。

これは季節限定じゃった「野菜牛肉らーめん」じゃな。


おいっ!!

いや、しょうがないんじゃよ。

わしとしては「野菜ラーメン」を食おうと思っとったんじゃが、

季節限定&数量限定メニューを出された日にゃあ、それを食わんといけまあてよ。

で、どうだったんだ?
野菜もそうじゃが、肉もたっぷりで旨かったで。
スープはどんな感じだったんですか?

これは限定メニューじゃったんで、醤油ベースオンリーじゃったが、

これはこれでしっかり具材と合っとって旨かったで。

では、定番メニューなら他にも味があるってことですか?

ああ。

ここではスープを5つから選ぶことができるんじゃ。

どんな種類があるんですか?

「味噌・塩・醤油・とんこつ・バター風味」じゃな。

どれを選んでも値段は一緒なんで、好きなのを頼めばええんよ。

いろいろ選択できるのはありがたいな。

ほうじゃろ。

限定の「野菜牛肉らーめん」は896円とそこそこのもんじゃったが、

定番の「野菜ラーメン」なら649円いうお手ごろ価格じゃけえ、

地元石川のソウルフードいわれとるんも納得いうところじゃな。

誰でも気軽に味わえるのは、いいことですね。
そんなわけで石川のソウルフード「8番らーめん」、石川県のすべての市に出店されとるんで、石川旅行の際にはぜひ一度足を踏み入れてみてつかあさい!!
これは知らなかった。

石川に行く機会があったら、食べてみます!

わしも金沢旅行で石川県の食文化を調べるまでは知りませんでした。
ま、食文化を事前に調べようとする変人も、そうおらんのでしょうがね(笑)


ちなみに石川県以外にも、富山、福井、長野、愛知、そしてなぜか飛んで岡山にもあるので、これらの地域に行く際にふらりと寄るというのもありかもしれません。
同じく海外の香港、ベトナム、タイにもあり、うちタイでは20数店舗が営業しているとか。
さすがにタイ旅行に行って際に、8番らーめんという選択肢はないかもしれませんが、一応予備知識としてもっておけばということで(*OwO)ノ

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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