99話② 阪神競馬場その2 楓林の「ラーメン」

文字数 855文字

あと、ついでにいえば、阪神競馬場は関西競馬のメッカいうのもあって、いろんな展示を見るいう楽しみもあるんで。
そうなのか?

ああ。

昔使われとった優勝カップやら、優勝レイやらも展示されとってな。

見るだけでもいろいろ楽しいものなんよ。

あとは屋外の馬頭観音も変わっとってええもんなんよ。

ほれ、こんな感じじゃ!

ほう、これはなかなか!
言うだけあるな!

ほうじゃろう。

見て楽しむいうんは、だまし絵だけじゃないいうことよ。

なるほどな。
それはわかりましたが……
が?

今回も同じ店の紹介とはどういうことでしょうか?

おう、なんじゃ。そんなことか。

それはここに食うべき名物がもう一つあるけえよ。

マジかっ!?

ああ。

ここの「ラーメン(480円)」もなかなかのものなんで。

これがそうじゃ!


たしかに!
旨そうだな!

実際、昔ながらの中華そばいう感じじゃがな。

シンプルで飽きが来ないいう良さがあるのう。

さっといけそうなのもいいですね。

おう、競馬のランチなんてのは、さっと食うか、食いながら見るかのどっちかがええけえな。

そういう意味では、ここのラーメンはさっと食えるんがええところじゃな。

昨日のから揚げと一緒に食ったのか?

若干時間はずらしたがな。

ま、ラーメンだけじゃとちと物足りんが、から揚げと一緒に食うたり、分けて食うたりすれば十分じゃな。

そういう意味で、ここは2つ紹介せにゃあいけんのう思うとったんじゃ。

なるほどな。
そういう思惑もあったんですね。
そんなわけで、「楓林」さんの「ラーメン」、時間も待たんとさっと出てくるんもええところなんで、みなさんも阪神競馬場に行かれた際にはぜひ食うてみてつかあさい!
ワンコインにしては肉が美味しそうですねこれ。量が少ない感じです?


これは若干量が少なめでしたのう。

地方競馬と違うて、JRAはやや割高なんで、お手ごろ価格なんは量が少ないことも多々あります。

ただ、そこでしか食えんいうのもあったりと、わりとレア感があるのも事実ですがの。

狂牛病で牛丼がなかったときも、JRAだけは契約の関係でずっと牛丼を出し続けとりましたしな。

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色