40話① 番外編、Dr.ニコルの「紅茶三昧!」

文字数 1,232文字

さあ、今週もやってきました、Dr.ニコルの「紅茶三昧!」

私、司会のDr.ニコルこと、ニコル・クロムウェルです。

………………。
………………。

おや?

どうしました、二人とも?

……お前さん、いつもとノリ違ってねえか?

そうですか?

いつもこんなものですよ?

いや、だってよぉ────

ええんじゃ。

今日ばかりは好きにさせてやりんさい……(ほろり)

では、お許しもいただけたようですし、

話を進めさせていただきましょうかね。

武松さんもいいですか?


いや、それはまぁ、いいんだけどよ。

いうほど紅茶だけでネタ持つのか?

そのへんは大丈夫なんだろうな?

そのへんはご心配なく。

大丈夫ですよね、今岡先生?

あ、ああ、むろんのことじゃ……(目ソラシー)

では、まずはオーソドックスなところから、いきましょう。

アッサムティーの『ハプジャンパルバット』です!

ほう、これは?

こちらは茶葉が非常に細かいタイプのCTC茶葉なので 

短時間で紅茶を抽出できるのがポイントですね。

短時間で抽出ってことは、けっこう味がしっかり出るんかいのう?

そうですね。

甘みとコクがしっかりしているんで、ミルクティーにも合うのが特徴です。

お値段もお手ごろなのがありがたいところですね。

お次は?


二つ目に紹介するのは、フレーバードティーの『ウェディング』です。

フレーバード?


フレーバードというのは、香りづけしてある紅茶のことですね。

こういうのは高級茶葉は使いませんから、おおむねお手頃なのもありがたいところです。

で、このウェディングはどんなものなんだ?

これは結婚式の引き出物でもよく使われるというお茶でして、

結婚式のフラワーシャワーをイメージし、

ピンク、ブルー、イエローの花びらがたっぷり入っており、

非情に華やかな見た目となっています。 

でも、見た目とは裏腹に香りは桃の香りがほのかに香る感じで、

わりと飲みやすいのでおススメですよ。


三つめは?
ダージリンの『トンソン』です。

こちらはブロークンタイプの茶葉なんで、

やはりお値段がお手ごろなのがありがたいところ。

しかもブロークンタイプとあって、

紅茶の風味をしっかり抽出できるのもいいところといえるでしょうね。

次に紹介するのも同じブロークンじゃったかな?
ええ、次は『マリボン』ですね。
これはどんな感じのお茶なんだ?

こちらもブロークンタイプの茶葉なんで、比較的お安く手に入る品です。

また、こちらは日本の緑茶を髣髴とさせる爽やかな味わいなので、

朝の一杯には最適な紅茶ともいえるでしょうね。

五つ目は?
フレーバードの『グレナデ』です。
グレナデ?
ええ、これはカリブ海に浮かぶグレナダ島をイメージしたもので、

グアバとパパイヤの甘くもさわやかな香り、 

そして紫・黄・紅の三色の花の彩りがなんとも南国らしさを彷彿とさせてくれます。

グアバとパパイヤじゃったら、甘(あも)うないんかの?

見た目は甘そうですが、飲み口はわりとさわやかで、やわらかい感じですね。

こちらもフレーバードに慣れていない方でも飲みやすいお茶になります。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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