120話①【変】北海道にある愛の国、「愛国駅」

文字数 591文字

ほいじゃあ、今日は昨日紹介した「幸福駅」「幸福神社」とセットで行くべきところを紹介しちゃろうかのう。
昨日のは、それ自体がセットみたいなものでしたけど、さらにセットですか?

ああ。

なんせ幸福駅が有名になったんは、「愛の国から幸福へ」いうキャッチフレーズがブームを巻き起こしたけえじゃけえな。

うん?
どういうことです?
実は廃線になった広尾線には、「幸福駅」「愛国駅」という二つの縁起のええ駅名があったんよ。
マジかっ!?

ああ。

これがその「愛国駅」じゃ!!

マジだった!!

なので、こっちも当然公園として整備されとる。

旧駅舎も「愛国交通記念館」として、整備・保存されとるんじゃ。

こっちもなかなかのものですね。

ああ。

とくにこっちには、めずらしいモニュメントがあるんが特徴じゃな。

ほれ、「愛国から幸福ゆき」の乗車券をモチーフにした石碑じゃ。
すげえな!
でも、もう廃線ってことは、この切符は買えないんですよね?
いや、買えるで。
マジかっ!?

ああ。

これだけの売り上げをほこる商品をただ眠らせるのはもったいなかろうて。

なので、いまでも駅前の商店で、乗車券のレプリカが売られとるんじゃ。

今岡先生は買ったんですか?

いや、買わん。


なんでだ!?

全国歩き回っとるわしがいちいち買うておったらきりがなかろうて。

なので、写真に収めるのをメインにしとるんよ。

なるほど。
考えてないようで、意外と考えてるんだな。
意外は余計じゃ……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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