56話① 福岡の肉の名店「中洲ちんや」

文字数 870文字

前回の福岡紹介じゃあ、武松のせいでえらい目におうたで。
あれ、俺のせいか?
………………。
もう、お前のせいいうことにしときんさいや……。

お、おう。そうだな。

すまなかった……。

で、福岡には何回か行かれているみたいですけど、

福岡ではベタなところしか行かれてないんですか?

いや、そんなことはないで。

むろん変わったところにも行っとるわ。

どんなところなんだ?

ほうじゃのう。

このまえ2021年での建て替えが発表されて、

福岡では割と話題になったファンションビル「イムズ」とかはどうかの?

ファッションビル?
おう。

服飾系の店がよう入っとる、

ショッピングビルじゃの。

こんなの見て、なにが楽しいんだ?


甘いのう。

ほんま、お前らは甘いのう。

あん?

なにが甘いってんだよ!

わしが行くいうことは、

そこに変わったものがあるけえに決まっとるが!

なにが変わっているんです?
じゃあ、この写真でも見てもらおうかの。

ふつうの内装じゃねえか。

とくに変わったところは見受けられませんね。

お前らはどこに目をつけとるんじゃ!

よう見てみんさい!

写っているのはエスカレーターですよね?

おう。

正解じゃ!

でも、そんなもん、

どこにでもあんじゃねえのか?

ほんまわかっとらんのう。

この曲がったエスカレーターは、

正式にはスパイラルエスカレーターと呼ばれるもんでな。

実は世界中に46機しかないものなんじゃ。


46機っ!?

意外とレアなもんなんですね。


ほうなんよ。

ちなみにその46機中、約半分ほどがこの日本にあるといわれとるんじゃ。

なんで、日本に?

ようわからんが、このエスカレーターは通常のエスカレーターの10倍の値段がするらしゅうてな。これが作られたのはだいたいバブル期に集中しとるんじゃそうな。

なので、バブル期に金のあまっとった日本が、物珍しさでどんどん作ってみたんじゃろうなと思うんよ。

なるほど。

しっかし、よくこんなものがここにあるって知ってたな。

もとから知っていたのか?

いや、調査した結果じゃ。
ふつう調査しねえよ、そんなもの…………。
なにが今岡先生の興味をそそったんでしょうね…………。
知りたくもねえな…………。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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