245話③ 独特の梅蘭焼きそば「中華料理 梅蘭」

文字数 882文字

まあ、そんなわけで今回は横浜中華街グルメを紹介しようと思うんじゃが、ただ今日紹介するんは福建料理じゃあないんじゃ。
福建料理?
どういうこった?

実はな、横浜中華街は福建省出身の華僑が多いせいで、もともと福建料理が多いところなんじゃ。

なので老舗といえば福建料理いうことになりがちなんじゃ。

なるほど。
しかし、それなのに福建料理以外を推すってことは、それなりの理由がありそうだな。

おう。

というのも、今回紹介する店はほんまに旨くてな。

横浜中華街で推すなら、まずここじゃと思うたけえなんよ。

そういうわけで今回オススメするのはここ、「中華料理 梅蘭」さんじゃ。

お、雰囲気ある感じだな。

ほうじゃろ。

ちなみにここは上海料理の中華料理店いうことになるんじゃ。

ほいじゃが、本格中華料理だけじゃのうて、家庭的な中国料理もある。

ちょっとしたランチにもええ、人が集まっての宴会にもええいう、至れり尽くせりの店なんよ。

それはいいですね。

じゃろ。

横浜中華街で30年以上営業を続ける人気店だけある、いうわけなんじゃ。

ここではなにがオススメなんだ?


わしが特にすすめるのは、やはり店名を冠した「梅蘭焼きそば」じゃな!

お!!

……おお?

これ、焼きそばなんですか?

まあ、いぶかしがるのも無理はない。

こがいな独特な焼きそば、そうそう他にはなかろうけえな。

ほいじゃが、これはほんま旨いんよ。

これ、どうなってんだ?

これはな、そばが上下で器のようになっとる、いう感じなんじゃ。

で、その間にはしっかり具がつまっとるんよ。

具は、どんなものなんですか?

ほうよのう。

具は豚肉、にら、もやし、玉葱でな。

それらを炒めたもんに、熱々の餡がかかっとってな。

その上に両面カリカリに焼き上げた中華麺を乗せて包んだという感じなんじゃ。

じゃけえ、外はカリカリ、中はジューシーという具合でな、一回食うたら病みつきになる旨さなんで。

それを聞いたら……!
めちゃくちゃ食いたくなってきたな……!

ほうじゃろうて、ほうじゃろうて!


じゃけえ、みなさんも横浜中華街に行かれた際には、ぜひこの「梅蘭焼きそば」が一押しの「中華料理 梅蘭」を訪れてみてつかあさい!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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