57話① 愛媛・松山の道後温泉と「坊ちゃん団子」

エピソード文字数 1,145文字

松山っていえば、なにを思い浮かべる?
そりゃ、道後温泉だろうな!

松山城も捨てがたいですが、

やはり道後温泉は外せないでしょうね。


そのとおりじゃな。

なにしろ夏目漱石の小説『坊つちやん』も書かれとって

愛媛県を代表する観光名所でもあるけえな。

温泉自体も古いんだろ?

おう。

なにしろ3000年以上の歴史があると言われとるけえのう。


3000年っ!?

ああ。

じゃけえ、日本最古の湯は「道後温泉」「有馬温泉」

この二つがトップクラスじゃと言われとるんじゃ。

実際、どっちが古いんでしょう?

それがわかりゃあ苦労はせんのう(笑)


わからねえのか?

ああ。

いずれも神話クラスの話になるけえな。

加えて、道後温泉の方は地層と土器の発掘が後押しとなっとる。

一方、有馬温泉の方は「古事記」や「日本書紀」に記述が見られるいうのが

後押しとなっておるのう。

いずれにせよこれが二大古湯というのは変わらんな。

……なんで、そんなことまで知ってるんですか?
勉強したけえな。
……ひさびさに聞いたな、それ。
……なんで、温泉の勉強までしてるんですか?

興味がわいたけえに

決まっておろうが!

……まぁ、いいです。

ところで道後温泉と一口に言いますが、

実際問題、どこのお湯に入ればいいんでしょうか?

ぶっちゃけると、どこでもええ。
は?

っていうのがじゃな、

道後温泉にある銭湯もホテルも、みな同じ源泉を使っとるんでな。

どこに泊まろうが、どこの湯に入ろうが、お湯そのものは同じなんじゃ。

そういうことなんですね。

ま、中にはより湯量に余裕のある奥道後温泉から引いとるところもあるらしいが

結局は同じことじゃな。

じゃあ、ホテルの大浴場でもいいってことか?

おう。

その認識でかまわんで。

なんか味気ねえな。

ま、より風情を感じたいなら

道後温泉本館に行くのがオススメじゃな。

道後温泉本館?
ああ、これがそうじゃ!

これは明治から操業しとる温泉共同浴場でな。

現役の公衆浴場でありながら

経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定されとるところなんじゃ。

そりゃ、すげえな!

それにしても、どこかで見たことある風情ですね。

ま、そりゃそうじゃろうな。

なにしろジブリの『千と千尋の神隠し』のモデルの一つともいわれとって

実際、製作スタッフが現地でスケッチを行ったいう記録もあるんじゃ。

ジブリも「道後温泉本館がモデルである」と明言しとるんで

似とるのも当然といえば当然じゃろうて。

マジかっ!?
これ、入るのにいくらぐらいするんですか?
一番安い「神の湯」で410円じゃな。
ちょっとした銭湯と同じぐらいか。

ま、そういうことになるな。

ちなみに神の湯自体も明治27年のものなんで

けっこうレアといえるじゃろうな。

他にもあるんですか?

おう。

正確には「ほかにもあった」になるんじゃが、

このへんのことは次のページで紹介しようかのう。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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