217話③ 津名物うなぎの名店「大観亭支店 津駅西口店」

文字数 985文字

というわけで、今回は三重県は津の名物、うなぎの名店でも紹介しちゃろうかの。
うなぎ?
津ではよくうなぎが食べられているんですか?

ああ。

もともと津市は河口の大きな1級・2級河川がようけえあってな。

昔からうなぎの養殖が盛んじゃったんよ。

しかし、そのわりには、あまり聞かねえな。

まあのう。

なんせ津市がうなぎの生産量日本一じゃったんは戦後ぐらいまでのこと。

その後は九州に抜かされて、津市のうなぎ養殖業は衰退の一途をたどったそうなけえな。

そういう事情があったんですか。

ああ。

ただ、元日本一の名残はあってな。

いまでも津市にはうなぎ屋がようけえあるんよ。

そのせいか、津市のうなぎ屋はわりと値段が手ごろでな。

国産のええうなぎが、安う食えるんじゃ。

マジかっ!!

おう。

で、今回オススメするんは、このお店。

「大観亭支店 津駅西口店」さんよ!


おいっ!!
うん、なんじゃ?
えらい古ぼけた店だけど、これ大丈夫なのか!?

おう、そのへんは心配いらん。

なんせこの店の味は、地元の人のお墨付きじゃけえな。

お墨付き?

ああ。

わしが地元の人に会った時、「うなぎのおいしい店を紹介しましょうか?」と言われたんよ。

で、その際、「実は今日、津駅すぐ近くの大観亭で食べてきたんです」と返したら、こういわれたんじゃ。

「今岡さん、そこなら正解です!!」とな。

ほんとのお墨付きじゃねえか!!

ほいじゃけえ、安心しんさい。

ちなみにここのうな丼はこんな感じよ。

マジでうまそうだ!!
しかも肝吸い付きじゃないですか!
で、これでいくらぐらいなんだ?

この並で1350円いうところじゃな。


国産のうなぎなのにか!?
それはお得感ありますね!!

ほうじゃろ。

なので、みなさんも三重の津市に行った際には、ぜひこのうなぎを食うて、スタミナつけて、病気なんか跳ね返してほしいもんじゃな。

なるほど。
そのためのうなぎの名店紹介でもあったんですね。

そういうことよ。

そんなわけでうなぎの名店「大観亭支店 津駅西口店」、みなさんも津市訪問の際にはぜひ足を運んでみてつかあさい!!

おひさしぶりです!

コロナ騒動は一過性のものじゃとは思うんで、さほどに気にされんでも大丈夫かと。

なんじゃったら「あの時の騒動はなんだったのか……」という一文でも冒頭に加えれば、むしろコロナ騒動後の出来事っぽくなって、小説をアップして人に読まれる頃にはちょうどええ按配になっとるやもしれませんのう。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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