57話① 【レア】神の住む地 旭川の「神居古潭」

エピソード文字数 1,260文字

今回は北海道の「神様が住む地」を紹介しようかの。

神様が住む?

ああ。

アイヌの伝承でな。

神様がそこに住んどったいわれるところが、実は何か所もあるんよ。

何か所も!?

おう。

有名なところだけでも、7~8箇所はあるのう。

多くねえか?

ま、神様は至るところにおるいうわけじゃな。

こっちでも、よう「八百万の神々」というじゃろうが。

ほんと、多いですよね。
日本は先進国の中でもめずらしい、精霊信仰が根強く残っとる国じゃけえな。
精霊信仰?

おう。

霊は有機物・無機物をとわず、いろんなところに宿っておるという考え方じゃな。

これは「アニミズム」とも呼ばれるもんなんじゃが、昔は「先進的なキリスト教に対して、アニミズムが根強く残っているのは未開の部族ぐらいのもの」とされとったんじゃよ。

マジか……

ああ。

さすがにそういう差別的な考え方自体はすたれたが、アニミズムがしっかり残っとるんがめずらしいいうのもまた事実よ。

ちなみに今岡先生は、そういうのに対してどうお考えなんです?

わしか?

わしは個人的には、そういう精霊信仰をおもしろいと思うとるよ。

おもしろい?

ああ。

八百万の神々みたいな感じで、あっちこっちに神がおるいう考え方では、わりと人間くさい神さまが多いもんなんじゃ。

日本神話しかり、北欧神話しかり、ギリシャ神話しかりじゃ。

ギリシャ神話も、ですか?

おう。

たとえば全知全能の神ゼウスなんか、全知全能いうわりには、

奥さんと何度も離婚→結婚→離婚を繰り返しとるしの。

マジか!!

日本神話でも、同じような情けない話はあるで。

なんせ主神とされる天照大御神は、弟・須佐之男命の乱暴ぶりに辟易して、引きこもりになったんじゃけえな。

天岩戸のお話ですね。

そういうことよ。

主神なのに、弟に手を焼いて、一人で逃げるとか、「それが神のすることか!」いうところよな。

言われてみれば……
たしかに……

じゃけえ、精霊信仰の神話は人間くそうて好きなんじゃ。

こういう隙のある逸話は、唯一神を信仰しとるキリスト教やイスラム教じゃあ、なかなか見られんけえな。

今岡先生らしいというか……
なんというか、だな……

で、話をもとにもどすが、北海道には各地にアイヌの神の話が残っとるんよ。

それらは「カムイコタン」と呼ばれて、いまもしっかり残されとるんじゃ。

カムイコタン?
どこかで聞いたことがある言葉ですね。

ほうじゃろうな。

たとえば格闘ゲーム「サムライスピリッツ」に登場するナコルルの故郷もカムイコタンということになっとるけえな。

いろんなところで使われとったりするんよ。

どうりで!

で、そのカムイコタンの中でも、

ひときわ有名なのが旭川の「神居古潭」なんよ。

これがそうじゃ!!

絶景だな!!
たしかに神が居そうな雰囲気ですね!

ほうじゃろ。

ここは車じゃないとなかなか行きづらい場所にあってな。

冬季はその道路も閉鎖されとったりするんで、かなりのレアスポットといえるじゃろうな。

しっかし、てめえの北海道レアスポットってそんなんばっかだな。

北海道ならではいうことじゃな。


そういうところに好き好んでいく先生もどうかと思いますよ……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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