48話② 【北海道応援】函館・ご当地バーガー日本一「ラッキーピエロ」

文字数 1,375文字

そんなわけで函館の名店を紹介しようかのう。
函館ではなにを食べられたんですか?
海鮮丼やらジンギスカンやら、いろいろじゃな。

ほう。

なかなかに豪勢だったんだな。

そりゃあ、北海道いうたら

海の幸やらジンギスカンやらも食わねばなるまいて。

なるほどな。


で、今回紹介するのは?
ハンバーガーじゃ!


おいっ!!


ちょい待てぇ!!

誤解すなや!

誤解じゃねえだろ、

誤解じゃ!


いや、本当にハンバーガーが

函館名物なんじゃって!

ちょっと待ってください、武松さん。

そういえば聞いたことがあります。

たしか人気バンド「GLAY」も愛したハンバーガーがあると……。

おう。

さすがはニコル、博識じゃのう。

そう、それこそが函館名物「ラッキーピエロ」よ!

ラッキーピエロ?

ああ。

函館を中心に道南地方に展開しとるハンバーガーチェーンでな。

肉や米は北海道産のものにこだわるという

徹底した北海道名物の店なんじゃ。

ほう、そりゃすげえな!


ほうじゃろう。

しかも作り置きはせず、注文されてから作るというスタンスなんで、

「うちはハンバーガー屋だけど、ファーストフードにあらず!」

を高らかに宣言しとる店でもあるんじゃ。

味へのこだわりというわけですか。

これは期待できそうですね。

おう。期待してええで!

わしが食うたのはラッキーピエロでも一番人気の、

この「チャイニーズチキンバーガー(350円)」じゃ!

こりゃ旨そうだな!

ああ。

ラッキーピエロ全店で一番人気の品じゃけえな。

まずこれを食うておけば間違いないわ。

辛旨で食が進むこと間違いなしじゃ!

これはセットなんですか?

ああ。

単品だと350円じゃが、

セットだと650円でポテトとドリンクが付いてくるんじゃ。

お持ち帰りとかじゃなければ、まずセットで頼むのをオススメするわ。


函館のどのへんにあるんだ?


これはチェーン店なんで

函館の主要な観光地なら大抵あるで。

あと、店ごとに独自色を打ち出しとるんで

個々の店舗ごとにオリジナルメニューがあるのも

またおもしろいところよな。

函館に行ったら、ひとまず一食は、

ラッキーピエロでいいかもしれませんね。


ボリュームも、味も、値段もまず間違いないけえ、

個人的にもそのプランでええと思うわ!


そんなわけで函館名物のハンバーガショップ「ラッキーピエロ」、みなさんも函館に行かれたらぜひ一度足を運んでみてつかあさい!


しかし、意外にもお値段はファーストフードな感じですね
中には高校の学食にも入っとる店舗もあるそうなんで、

お手軽価格じゃないと高校生には手出ませんわ。

ある意味函館のソウルフードといえるでしょうな!

北海道の物価はたしかに安いですのう。
もちろんメーカー品は都内とさして変わらんのんじゃが、
食材は基本安うてええもんばかりという感じです。
個人的には「野菜が特に安くて旨い」いう印象ですな。
肉や魚なら多少送料がかかっても、まだ値段に上乗せしやすいですが、
単価が安くてかさばる野菜は、そういう送料を上乗せしにくいので、
結局は北海道で食う野菜が一番安くて一番旨いいう感じになっとる気がします。
この前、会社の呑みで「グルメな今岡さんが最期に食べるものは?」と聞かれた際に、
「北海道で食うた、アスパラをただ焼いただけのやつが食いたいですのう」
と答えました。


地元・広島をこよなく愛すオレが、
広島のものでなく北海道のものを推すいうだけで
その価値がわかろうかいうもんじゃ思います。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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