113話②【変】日本三大祭りを誇る「大阪天満宮」

文字数 827文字

ま、そがいなわけで大阪天満宮の紹介なわけじゃが、実はここの社殿、たびたび大火で焼けとるけえ、いうほど古いもんでもないんよ。
戦争でも焼けたんでしょうか?

いや、第二次世界大戦では運よく残ったそうな。

最後に焼けたんは天保8年(1837年)で、その6年後の天保14年(1843年)には現在の本殿が再建されて復興を果たしとるそうなけえ、だいたいその当時のもんがいまに伝わっとる感じじゃな。

江戸時代か……
古いのかどうなのか、もはやよくわかりませんね……
それにしても天保8年(1837年)って、大火になるようなことでもあったのか?

ああ。

有名な事件があったのう。

その名も「大塩平八郎の乱」じゃ!!

マジか!!

おう、マジマジ。

あの事件は、大阪ではそんぐらいの大騒ぎじゃったいうことなんよ。

どうりで教科書にも載るぐらいなわけですね。

まあのう。

他にも「他の一揆とは違うて、本来なら幕府に従順であるべき武士階級、とりわけ幕府直参が乱の首謀者じゃった」いうんも大きいんじゃがの。

なるほどな。

ま、そんなわけで江戸期のものが大半ながら、いまの大阪天満宮も十分見どころ満載なんよ。

これがその大阪天満宮じゃ!!

ほう、見事なもんだな!!
たしかに言うだけありますね!!

ほうじゃろ。

建物こそ200年足らずのもんじゃが、さすがは千年以上当地に神社をかまえとる由緒正しい天満宮だけはあるで。


200年とか千年とか……
考えてみると、由緒ハンパねえな……
ちなみにもっと言やあ、大阪天満宮が建つ以前は、もともとこの地には大将軍社いう神社があったんじゃがの。
それはいつからあったんですか?
大将軍社は白雉元年(650年)創建じゃと伝えられとるな。
マジで古いな!!
いまでも大阪天満宮の摂社として、境内に存在はしとるがの。
こっちのが大元の天満宮より古いとか……
ほんと、どうなってんだって話だよな……
ま、そんなわけでいろいろと見応え十分な「大阪天満宮」、みなさんも大阪に行かれた際はぜひ一度立ち寄ってみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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