186話② 長崎中華街が誇る名物「角煮まん」

文字数 1,036文字

ほいじゃあ、今日も長崎中華街の名物を紹介しちゃろうかの。
昨日、ちゃんぽんを紹介されてましたけど、あれとは違うんですか?
同じようなのを二日続けて紹介するような芸のないマネはしゃあせんで。
芸って……
ほいじゃけえ、今日は長崎中華街が誇る、もうひとつの名物を紹介しちゃろう思うとるんよ。
ほう、どんなのだ?
昨日がお店で食うちゃんぽんじゃったけえ、今日は文字通り「食べ歩き」ができる逸品じゃな。
食べ歩きか!
いいですね!!
これがわしのおススメする名物「角煮まん」よ!!
ほう、旨そうだ!!
お手軽な感じもいいですね!!

ほうじゃろ。

しかもこの「角煮まん」は江戸時代から長崎で食われよる、郷土料理というてもええ代物なんよ。

地味に古いな!!
歴史があるんですね。

おう。

当時の長崎には、中国の料理を日本風にアレンジした「卓袱(しっぽく)料理」いうのがあったんじゃが、これは大皿に盛りつけた料理を、大勢で囲んで食べるいうものじゃったんよ。

で、そのなかに「東坡肉(とんぽうろう)」という豚バラ肉の煮込みがあったそうなんじゃ、それを「もっと手軽に食べたい」いうことで生み出されたんが、この「角煮まん」いうことなんじゃ。

だから食べ歩きにももってこいなんですね。

そういうことよ。

ちなみにこの「角煮まん」、長崎の伝統料理だけあって、いろんなお店が売りよるんじゃ。

それこそ各店の「角煮まん」だけで満足できる数がある始末なんじゃ。

マジかっ!!
いくらぐらいのものなんですか?

ほうじゃな。

店によってまちまちじゃが、だいたい300~500円ぐらいかの。

一番多いのが350円ぐらいのもんじゃったと記憶しとるわ。

お値段もほんとお手ごろなんですね。

じゃけえ、江戸時代から現代まで残ってきたんじゃろうてな。


そんなわけで長崎中華街が誇る名物「角煮まん」、みなさんも長崎中華街に行かれた際はぜひ一度食してみてつかあさい!!

江戸時代の食もばかにできないっ!

食べ比べも面白そうです

長崎は江戸時代から異国の食べ物が入ってきとりましたから、それだけ食文化が豊富です。

ちなみに江戸時代のカステラには、大根おろしが付いとったんですがの(*OwO)ノ

カステラに大根おろし……想像がつかない……!!

感覚としては、玉子焼きやだし巻き卵に大根おろしをトッピングするという感じなんでしょうな。

甘めのだし巻き卵に大根おろしを乗せ、軽く醤油を垂らして食うと、日本酒とよう合います。


もっとも、わし自身もカステラ+大根おろしは試したことがないですが……(;^ω^)

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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