51話② 愛媛・今治の焼豚玉子飯なら「白楽天」

文字数 1,857文字

で、今岡先生。

タイトルにある「焼豚玉子飯」ってなんですか?

おう。

それは今治を代表するB級グルメでな。

ご飯の上にチャーシューがのっかっておって、

その上に目玉焼きがあって、チャーシューのたれがかかっている

がっつり系丼のことなんじゃ。

どこかで聞いたことがある名前だな。

ほうじゃろうな。

わりと今治のソウルフードとしておなじみで

全国のTV番組とかでもよう紹介されとるけえな。


地元の人の常食といったところですか?

そう言って、えかろうな。

実際、わしが行ったときにも

駐車場は地元ナンバーの車が多かったけえな。

わりと昔からあるのか?

だいたい50年ぐらい前からあるらしいわ。

もともとは中華料理屋「五番閣」のまかない飯じゃったそうなんじゃが、

そのお店自体はもう廃業されとってな。

いまではそこから独立した弟子たちが

それぞれの店で出しとるいうことらしいんじゃ。

けっこう歴史あるソウルフードなんだな。

で、今回紹介する「白楽天」さん

その「焼豚玉子飯」を一番最初にメニューとして出したお店なんじゃ!

では、そのいまはない「五番閣」の味を

もっとも古くから受け継いだお店というわけなんですね。

おう。

じゃけえ、今治では有名な店の一つでな。

割と混むぞ。

マジかっ!?

ああ。

さすがにTVでも紹介されとる店だけあって

人気ぶりはハンパないけえのう。

覚悟していくことをおススメするわ。

でも、並ぶ価値が十分あると?

当たり前じゃ!

わしが食うたのは、これよ!

おおっ、確かに旨そうだな!

実際、ボリュームもあるのに、

味もしっかりしとって

意外とすいすいいけたわ!

たれはどんな感じなんです?

肉のうまみがしっかりしみ出した甘めの味付けでの。

これがまた米によう合うんじゃ。

ソウルフードとして地元の人らが食い続けるんも

ようわかるいう代物じゃな。

これでいくらなんだ?


単品ならお手軽な750円

半ラーメンとセットでも1100円なんで、

ガッツリいきたい人にも助かるのう。

お値打ちだからこそのソウルフードというわけですね。

ああ。

ちなみにここは一応中華料理屋なんじゃが

ランチタイムはほぼ全員が、この「焼豚玉子飯」を選ぶ。

むしろ混雑時は、店側が、

「ただいまの時間帯は焼豚玉子飯のみです」

と言うけえのう。

もう、中華屋じゃなくて、

焼豚玉子飯屋だな。


それで成立するんじゃけえ、

それはそれでたいしたもんじゃ。

今治に行ったら

絶対食べなきゃいけない逸品ですね。

おう、そういうことじゃな。

そんなわけで今治のソウルフード「焼豚玉子飯」を出す老舗「白楽天」

みなさんも今治に行った際には、ぜひ寄ってみてつかあさい!

このいかにもなB級だけどぜってーうめぇじゃん

って感じがいいですね。お腹空いてきた……

こいつはガチで旨かったです!

ただ腹へっとったけえ半ラーメンのセットにしたんじゃが、

焼豚玉子飯がかなりボリューミーじゃけえ、

後半わりときつかったです……。

正直、半ラーメンは余計じゃったですわ……( p_q)

奈良でわしが食うたもんといえば
大和牛の牛丼に柿の葉寿司でしたな。
大和牛はブランド牛じゃし、柿の葉寿司は伝統食じゃし、
たしかにB級グルメとなると思い当たりませんのう。
大阪や京都に近い弊害いうもんかもしれませんな(;・∀・)

>>今治にもソウルフード
四国はわりとソウルフードやB級グルメの宝庫ですな。
香川のうどんはもはや別格じゃが、
愛媛今治の焼豚玉子飯や松山の坊ちゃん団子、
徳島の徳島ラーメンや金ちゃんラーメンなどは捨てがたいです。
個人的には、高知は「生ぶし」がオススメじゃな。
生ぶしは土産物になるんじゃが、高知では必ず買って帰る逸品です!


>>千葉も食に関しては決定打に欠ける
印旛沼の養殖ウナギや、銚子の海鮮丼は悪うないですがの。
千葉市の方は……MAXコーヒーですかのう(笑)
もっともあれは栃木や茨城でも売っとるんで、千葉限定ではないですがの。
あとは生ピーナッツぐらいか……。

奈良はカレー屋が多いと聞きましたけど (´・ω・`)

>>北海道の方が認知

食料自給率が200%超えてる北海道と比較したらいけん(笑)

広島にも瀬戸内料理いうんがあるけど、

比べ物にもなりませんけえのう。

ちなみに都内には広島の瀬戸内料理を出す「酔心」いう店があるんじゃが

都内のお店は高うてよう行きません。

広島じゃったらそがいに高うないけえ、まだええんですがの。

>>柿の葉寿司食べたりしません

∑(`・д・´ノ)ノ

和歌山では早寿司がどのラーメン屋にもおかれとるし、

金沢でも柿の葉寿司がわりと食われとるんじゃが……。

地元ではそういう扱いじゃったんか……。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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