20話① 味噌カツの名店、名古屋の「矢場とん」

文字数 987文字

再びの名古屋ですか。
ま、名古屋は何度も行っているところじゃけえな。

これまで何回ぐらい行ったんだ?


仕事や旅行を含め、かれこれ7~8回は行っただろうな。
けっこう多いんですね。
やはり国内主要都市のひとつだからな。それなりに行く機会は多かったわ。
そんだけ行ってんだったら、主要な観光名所は大抵行ってんだろうな。
まあのう。知名度の高いところから、ふつうの人があまり行かんようなところまで、かなり行きまくっとるのう。
では、今岡先生が名古屋でおススメする一番の観光スポットはどこですか?
個人的にはやはり熱田神宮じゃな。一般的な知名度も高いが、中が広うて、いろんな摂社・末社もある。じっくり見て回れば1~2時間は楽しめること請け合いじゃ。実際はこんな感じじゃ。
ほう、これは見事だな。
じゃろう。ちなみに周囲には寺町も形成されとって、そのへんを見て回るのもおもしろい。そのエリアだけでも十分楽しめるのもありがたいの。
それ、一般の方も楽しめるものなんでしょうか?

どうじゃろうな。さすがにいろんな寺見て回るいうんは、一般的にはハードルが高いかもしれんが、それはそれ、物は試しいうもんじゃて。


他にはないんでしょうか?
ほいじゃったら、「七里の渡し」なんかがおもろいかもしれんの。
七里の渡し?

おう。昔、東海道には熱田と桑名の間に「七里の渡し」いう渡し船の船着き場があったんじゃ。いまは整備されて公園になっとるけえ、これならそこそこ楽しめるかもしれんの。


けっこうおもしろそうですね。

ちなみにさっき東海道という名前が出たけえ、ここで一つ問題を出しちゃろう。

「日本橋」を起点とする東海道の宿場町で、旅籠数最大規模を誇ったのはどこかわかるか?

そういうってことは「日本橋」ではねえってことだよな。

じゃあ、品川だ。

ブーッ!
では、箱根でしょうか?
ブブーッ!!

お前らまだまだわかっとらんのう。

答えはここ「熱田宿」じゃ。

マジかっ!!

おう、意外かもしれんが、ここ熱田宿は通称・宮宿とも呼ばれとってな、熱田参詣のための宿場として栄えとったんじゃ。加えて渡し船もあるんで、悪天候で船が渡れんときはここで足止めもされるんで、そのぶん旅籠も多かったんじゃ。


では、二番目の宿場は?
うむ、その対岸じゃった桑名宿というわけじゃ。
いつもながら無駄な知識が無駄に多いよな……。
そんなに褒めんなって。(照)
いや、褒めてませんからね……。(呆れ)

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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