61話② 【変】埼玉県の変わり種スポット「吉見百穴」

文字数 761文字

吉見百穴に、ほかに見どころなんてあるのか?
おう、あるで。
どんな見どころなんですか?

それはじゃな。

ここにヒカリゴケが自生している穴があるんじゃよ。

ヒカリゴケ?

ああ。

関東でヒカリゴケが自生しとるんは、ほんまにレアでな。

それもあって、その穴そのものも天然記念物に指定されとるんじゃ。

写真じゃあちとわかりづらいが、その穴の内部がこれじゃ!

わかりづれえ!!
本当にわかりづらいですね!!

まあのう。

わしも生で見た感じでは、

「ほんとうにあるんか?」いう感じで

ちと半信半疑な感じで見よったけえな。

画像ならなおさらじゃろうて。

なあ……
まさか見どころってこれのことですか?

いや、さすがにそれはないのう。

わしとしては、こっちがオススメの見どころじゃな。

うおっ、すげえ!!
これ、なんなんですか?

ああ。

これは第二次世界大戦時に掘られた地下軍需工場跡じゃよ。

地下軍需工場?

おう。

中は素掘りのままなんじゃが、

かなり拡幅されとって、中はわりと広いんで。

これ以上入ったら危険いうところには鉄柵があるが

わりと中まではいっていけるけえ、

興味がある人にはわりとおもしろいと思うで。

誰が興味持つっていうんですか?
特撮ファンとか?
なんで特撮ファンが……

ああ。

この地下軍需工場跡は、悪の秘密結社の基地の雰囲気に近いものがあるいうことで、

仮面ライダーシリーズやウルトラマンシリーズなんかのロケ地として、よう使われとるんじゃ。

マジかっ!?

おう。

なので、特撮ファンには垂涎の地いうてもえかろうてな。

意外なところに需要があるもんですね……
ほうよのう。
で、ひとつ聞いていいか?
おう、なんじゃ?
ここって結局なんの遺跡なんだ?
ていうか、そもそも遺跡でいいんでしょうか?

ほうじゃな。

じゃあ、最後のページではそのへんの解説をしちゃろうかのう。

あっと驚く学説もあるけえ、期待しときんさいや!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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