167話② 新千歳空港の名店の一つ「麺屋 開高」

文字数 1,548文字

で、今回はどんな名店を紹介するんだ?

ほうじゃな。

北海道ならではの食い物でも紹介しようかの。

北海道ならでは?

ああ。

北海道の食べ物いうたらなにが思い浮かぶ?

ラーメンか?
それとも豚丼でしょうか?

どっちも捨てがたいのう。

じゃけえ、今日はその両方がいっぺんに食えるところを紹介しちゃろうかの。

マジかっ!?
そんなところがあるんですか?

おう。

今回紹介するのは、新千歳空港の「麺屋 開高」さんよ。

新千歳空港?
空港で食うのか?

ああ。

実は新千歳空港は、食が豊富なところでな。

おそらく日本で一番食うに困らん空港じゃと思うとるところなんよ。

そんなにか?

うむ。

空港飯はたいていが「高い、種類がない」という感じなんじゃ。

そこそこの値段で食えるところがあっても、「種類がない」は変わらん。

しかし新千歳空港はそのへんに力を入れとってな。

「手ごろな値段で、種類豊富」という具合なんよ。

安くはないんですか?

場所が場所じゃけえな。

空港飯で「手ごろ」はあっても、「安い」いうのは無理じゃろうて。

じゃが、新千歳空港は競争相手が多いところだけに

「手ごろ」な店がほんと豊富なんじゃ。

なんせ一つの店が突出して高かったら

他にも選択肢がようけえあるだけに、瞬く間に閑古鳥が鳴くことになるけえな。

なるほどな。

そして、そのなかでもひときわ種類が多いのがラーメン店なんよ。

というのも、北海道は札幌ラーメン、函館ラーメン、旭川ラーメン

ご当地ラーメンがこれでもかとひしめきあっとるところじゃけえな。

なので、新千歳空港内には「ラーメン道場」までできとる始末なんじゃ。

ラーメン道場?

おう。

つまりはラーメン店ばかりを集めた場所じゃな。

ここには北海道の人気店が、12店舗もそろっとるんで。

12店舗!?

ラーメン店だけで、ですか!?

おう。

ラーメン店だけで12店舗よ。

今回はそのうちの1つ「麺屋 開高」さんの

「十勝ホエー豚丼セット(1100円)」を紹介しちゃろう。

これがそうじゃ!!

おおっ、これはいいな!!

ラーメンと豚丼のセットですか!

ガッツリ系でありがたいですね。

ちなみにこれは何ラーメンなんだ?

これは白味噌ラーメンじゃな。

ここは白味噌・赤味噌・塩・醤油の4種類の味が選べるんじゃが、

とくに味噌味を推しとるようなんで、

白味噌か赤味噌のいずれかを選ぶのがええじゃろうな。

白味噌と赤味噌には、どういう違いがあるんですか?

赤味噌はコクがしっかりしとって、白味噌はまろやかいうところじゃな。

今回は豚丼とセットということで味が濃いと飽きやすいかもしれんと思うて、

まろやかな白味噌を選んだというわけなんじゃ。

豚丼の方はどうだった?

こっちもなかなかにガッツリ系で、本場の十勝で食うのと遜色ないもんじゃったで。

見た目通り食いでがあって、十分満足いくもんじゃったわ。

本場の十勝でも食べたことがあるんですか?

おう。

もちろんあるで。

そういうのもおいおい紹介しちゃろうけえ、楽しみにしときんさい。

ほんと、どこにでも行ってんな……
このバイタリティは、どこから来るんでしょうね……

生まれもったもんじゃろうな。


ま、そんなわけで「十勝ホエー豚丼セット」でラーメンと豚丼の両方が楽しめる「麺屋 開高」、新千歳空港の中でも人気店のひとつなんで、みなさんも北海道の行き帰りにはぜひお立ち寄りつかあさい!!

北海道のラーメンが詰まった天国……これは住めますね。

ラーメンもだけど、それよりホエー豚丼を食べてみたい

新千歳空港はスパやホテルもあるんで、住めてもおかしくはないでしょうな。

ゲーセンや映画館もあるんで、娯楽も申し分なしです( ̄ω ̄)


豚丼は食いでもあって、なかなかに旨かったです。

なお、豚丼のみの店もあるんで、新千歳で食うならそこで食うのもありでしょうな。

そういうのもおいおい紹介していきますわ(≧ω≦)b


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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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