73話① 【追悼】ディープインパクト、永遠なれ!

文字数 968文字

今日はディープインパクトの冥福を祈らせてくれ……
うわっ、ガチ泣きじゃねえか!!
どうしたんですか?
ディープインパクトが天に召されたんじゃ……
ディープインパクトって馬の名前ですよね?
一般的にも有名だから名前は聞いたことがあるぜ。

おう。

今日、17歳でこの世を去ったそうな。

馬の17歳ってそこそこ高齢なんじゃねえか?

まあのう。

ただ、20幾つまで生きるのおるけえ、

人間で言えばまだ50歳ぐらいのもんじゃな。

じゃあ、けっこう短命ともいえますね。
ほうじゃな。

現役時代は活躍していたんでしょうが、

引退後はどうだったんでしょうか?

引退後も種牡馬として大活躍じゃったわ。

それこそ父サンデーサイレンスが競馬の歴史を塗り替えておったが、

それに次ぐ、もしくはそれを越すほどの活躍をしとったもんよ。

マジかっ!!

おう。

なんせ産駒の成績は、通算でGⅠを50勝。

日本ダービーはもちろんのこと、

いまや欧州のダービー勝利も出しとるぐらいじゃけえな。

実際、ディープインパクトの子が引退したら

海外から「ぜひうちで種牡馬になってくれ」いうオファーが

ひっきりなしいう状況じゃけえな。

それは……、すごいですね。
で、てめえはディープインパクトのファンだったってわけか?

おう、当たり前じゃ!!

なんせわしが持つ唯一の写真集

ディープインパクトのもんじゃけえな!!


マジかっ!!!!

え?

馬の写真集の話ですか?

人間の写真集も含めの話じゃ!!


筋金入りだ!!!

じゃあ、生前のディープインパクトも見に行ったりしたんですか?

おう、当然よ。

実は北海道の社台スタリオンステーションいうところがあってな。

そこでは種牡馬になっておる社台所属の馬が見られるんよ。

社台?

ああ。

北海道有数の競馬グループでな。

ぶっちゃけここをのぞいては競馬は語れんいう代物なんじゃ。

マジで!?

ああ。

競馬の歴史を変えたといわれとるノーザンテーストサンデーサイレンス

全部ここの所有じゃったんよ。

ここががんばったおかげで日本競馬は発展したんじゃ。

で、その社台スタリオンステーションでは

いろんな馬が見られるんですか?

いや、見れる馬もおれば、見れん馬もおる。

なんせ種牡馬は牧場にとって財産じゃけえな。

なるほどな。

で、実際、わしがいった感じはこうだったんよ!!
雪だらけじゃねえか!

うむ。

2016年の12月上旬は

季節外れの大雪じゃったんじゃよ……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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