24話② 徳島で行列のできる店、「堂の浦」

エピソード文字数 1,067文字

で、今日の店はうどんだってのか?
いや、今日紹介するのはラーメン屋じゃ!
てめえ、あんだけさんざんうどんを語っておいて、

なんでラーメンなんだよ!

武松さんが怒るのも無理はないですよ。

今岡先生、どういうことなんですか?

チッチッチッ、甘いのぅ。
甘い?

おう、徳島にはうどんしかないわけじゃないんで。

他にも名物はあるんじゃ。

あ!

そういえば徳島ラーメンなるものがあるって耳にしたことがあります。

今日紹介するのはそれですか!

いいや、それでもない。


おいっ!

じゃあ、なんだってんだよ!

鯛じゃ。


鯛ぃ?
おう、実は徳島は昔から鯛が有名なんじゃ。

昔から?

というと、江戸時代からとかですか?

おう、鋭いな。その通りじゃ。

江戸時代前期に書かれた『本朝食鑑(ほんちょうしょっかん)』にはな、「一種に、形・色は普通で肉の中の大骨の節の辺に瘤をつけたものがある。俗に、鯛が阿波の鳴戸の急灘を乗りきると骨が疲れるので瘤が出来る」とあるんじゃ。

は~、それは知らなかった。
瘤の理由まで書かれているとは……。
もっとも、瘤の理由に関しては不明じゃがの(笑)。
おいっ!

いや、しかたなかろう。これは作者の「人見必大(ひとみ・ひつだい)」「果たして本当かどうか、それはわからない」と続けとるんじゃからな。


だったら書くなよ!

それは人見さんに言うてくれえや。

ま、それはさておき、当時から鳴門鯛が有名じゃったいうのは、これはまぎれもない事実いうことよ。

それはわかりました。

でも、それとラーメンがどうつながるんですか?

それはな、こうつながるんじゃ!

今日おススメしたいのは、この「堂の浦」「鯛の塩ラーメン(600円)」なんよ!

おおっ、これは画像と名前からでも十分旨さが伝わるな!
ほうじゃろ。そして、この店はこれだけじゃないんじゃ!
というと?
替玉ならぬ、替飯があるんじゃ!
替飯?

おう。残ったラーメンのつゆに、追加注文した「替飯(200円)」をこうして投入するんじゃ!


これで味わい深い鯛の出汁を、2度味わうことができるんじゃ!
これはたまらんな!

さすがにこれは美味しそうですね。

でも、この値段だと、もしかしてけっこう並ぶんじゃないんですか?

並んだのう……。

なにしろ開店直後の18:00に行ったのに、1時間近くはならばされたけえのう。

よく並びましたね。
並ぶのはあまり好きじゃないが、これだけの名店ならしょうがあるまいて。
それだけの価値があるってことか?

おう、十分あったわ。

むしろもう一度行きたいぐらいじゃ!


そんなわけで鯛ラーメンの名店「堂の浦」、徳島にいかれた際は、ぜひみなさんも足を運んでみてつかあさい!

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登場人物紹介

今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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