193話② 戸越銀座の名物「おでんコロッケ」

文字数 1,035文字

で、戸越銀座の名物一発目は、この「後藤蒲鉾店」さんから紹介しちゃろうかの。
そこそこにぎわっていますね。
しかし、一発目がかまぼこって、お前……

いや、実はここの名物はかまぼこにあらず。

食べ歩きに適した揚げもののほうにこそあるんじゃ!

揚げ物!?
かまぼこ店なのに、ですか!?

ああ。

実はもともとこのお店はかまぼこ店なんじゃがな、その商品からおでんを売るようになり、それを改良した「おでんコロッケ」なるものも売るようになったという変わり種の店なんじゃ。

変わり種の店か……

今岡先生が好きそうな店ですね……

まあのう、否定はせんわ。

ほいじゃが、ここの「おでんコロッケ」は名物いわれるだけに、なかなかのもんなんで。

そう、これがその「おでんコロッケ」よ!!

旨そうだな!!
でも、このどこがおでんなんですか?

ああ。

実はこのコロッケ、中の具材がおでん種とじゃがいもを和えたもんでな。

それにうまいこと出汁を吸わせて、揚げとるいう代物なんよ。

おかげで口に入れた瞬間、おでんつゆの風味が口の中に広がって、ソース無しでも十分旨いコロッケを味わうことができるんじゃ。

聞くだけで旨そうだな!!
ちなみにいくらぐらいなんですか?

1個100円。

安っ!!!

ほうじゃろ。

食べ歩きの一発目としては、これ以上ないお手軽さなんじゃ。

食べ歩きに適しているのはいいですね。

ちなみにこの店はアド街やらなんやらでようTVで取りあげられとって、その写真を店先に掲出しとるんじゃが、その写真は著作権やらなんやらでひっかかるいうことで、アップで撮ろうとすると店員さんに注意されるけえ気を付けんさいよ。


注意されたのか?

いや、わしは仕事柄なにが著作権に触れて、何が触れんのかようわかっとるけえ、そがいなんは撮らんかったわ。

せいぜいが引きで撮った時に、小さく写りこんどる程度のもんよ。

そのへんしっかりしてんだな。

当たり前じゃ。

この道で長年食うておる以上、そういうのには詳しゅうなったわ。

ほんと、いろいろ身に着けてますよね……
そんなわけでTVでもよう紹介されよる「おでんコロッケ」を名物にする「後藤蒲鉾店」、みなさんも戸越銀座に行った際にはぜひ足を運んでみてつかあさい!!
コンビニレベルの安さ

これはお手軽で、食べ歩きもしやすくいいですね

ここは戸越銀座商店街を紹介する時にまず筆頭格で出てくるところなんで、おでんコロッケだけでも味わうんがええです!

立ち食いだけじゃったら、列できとってもわりとサクサクはけるいうんも、ありがたいところですな(≧ω≦)b

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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