232話③ 伊那名物「ローメン」が一押しの「お食事処 みすゞ」

文字数 1,263文字

それで、今回は何を紹介してくれるんですか?

ほうじゃのう。

せっかくじゃけえ、麺類とかどうかの?

お、いいな。

やっぱ長野っていうと蕎麦か?

いや、今回紹介するんは、「ローメン」じゃな。

ローメン?

なんだそりゃ?
伊那地方のローカルフードじゃな。
伊那地方のってことは、長野全体ではなく?
ましてや伊那がある南信の名物でもなく?

うむ、あくまで伊那地方だけの名物じゃ。

まあ、もしかしたら伊那に隣接したほかの南信にもあるかもしれんがの。

あくまで伊那の名物いう位置づけのもんじゃな。

マニアックすぎるわ!
それ期待できるんですか……?

おう、期待してくれてもええで。

ちなみに今回食べたんは、ローメン専門の店じゃのうて、いろんなものを出しとる大衆食堂いう感じのお店じゃったがな。

てめえ、そういうところ、ほんと好きだよな。

おう、あくまで地元の人がふつうに通っておる、ふつうの店が好きじゃけえな。

そがいな感じの店で長続きしとるところこそが、よっぽどうまいいう証拠でもあろうて。

言われてみれば……。
納得……だな。
で、今回うかがった「お食事処 みすゞ」さんは、こんな感じのところよ。
ほう、味があってよさそうなところですね。
おう、この手書きのHPのURLなんかも味があってよかろ?
味がありすぎるわ!
ほんとに、大丈夫なんでしょうね!

大丈夫大丈夫。

で、これがそのうわさの「ローメン」じゃ!

これはたしかに旨そうだな!
これ、焼きそばですか?
ほうじゃな、一言で言やあ、「ラーメンと焼きそばの合いの子」いうところかの。
合いの子?

全体としては、やや焼きそばに近い。

具はマトン、キャベツ、キクラゲなんかを使っておって、それを麺と一緒にスープやソースで炒めとる。

なので、ラーメンほどスープはないが、焼きそばよりはスープがあるいう感じかの。

なるほど。

麺もまた独特でな。

焼きそばみたいなやわらかい感じじゃなく、やや太めで腰のある感じなんよ。

ゆえに、あくまでローメンはローメンという独自のものじゃと思うたほうがよかろうてな。

ちなみにこの店では、マトンではのうて豚肉を使うとるのも、また特徴じゃの。

いいのか、それ?
おう、基本的にローメンはマトン使用いうことにはなっとるが、豚肉やら牛肉使うとるところもわりとあるそうなんで、ちゃんと「豚肉使用」みたいな表記があれば、ええそうなで。
わりとゆるいんですね。

そういうゆるさも、またB級グルメならではじゃろうて。

そんなわけで伊那地方の名物「ローメン」が食べられる「お食事処 みすゞ」、みなさんもぜひ一度訪れてみてつかあさい!

おひさしぶりです!

以前はオレが1万フォロワー、いわゆる万垢になるとは思っても見なかったですな。

ここの連載同様、「継続は力なり」を如実に体現できた成果かと思っとります。

この連載は不定期連載じゃあありますが、見てくれよる読者がおる間は、しっかり続けていきたいと思います。


あと、クッキングのほうもばっちりやっとるんで、そのへんもそのうち紹介しましょうかの。

ここでになるか、はたまた、また違う形でのやり方になるかはわかりませんが(にやり)

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色