143話② 温泉も食事もGoodな「うまじ温泉」

文字数 1,540文字

一部例外をのぞいて、ユズ製品がおいしいのはわかりました。
で、馬路村ではいったいなにがオススメなんだ?

ああ。

わしがオススメするんは、村で運営されとる「うまじ温泉」で出される夕食と朝食じゃな。

なにをおいても、これが一番のオススメなんじゃ!

マジかっ!!
めずらしいですね!

ああ。

じゃが、ここの温泉宿の飯はそれほどまでに旨いんじゃ。

そう、これがその夕食よ!!

ほう、たしかに旨そうだ!!

うむ。

地のものばかりを使った飯でな。

これがうまくなかろうはずはない、いうもんじゃ!

地のものばかりですか。

では、ユズもけっこう使われてるんですか?

ああ。

そのへんも申し分なしじゃな。

ちょっとしたところにも使われとって、

下手な店では太刀打ちできん味がここにはあるんじゃ。

では、朝食も期待していいんでしょうか?

ああ。

ここの朝食はこんな感じよ!!

これはこれで旨そうだ!!

しかし、温泉にこんな豪勢な夕食と朝食……

けっこうなお値段がしそうなんですが……

いや、これで1人当たり7000円もいかんのんよ。


安っ!!

おう。

まるで通販番組みたいな反応ありがとう(笑)

じゃが、わしもこの値段を見たとき、同じような反応してもうたわ。

じゃけえ、わざわざ泊まりにいったわけなんじゃがな。

なるほどな。
オススメするのもよくわかりますね。

ほうじゃろ。

ちなみにここは馬路村自体が運営しとるけえ、

手作り感満載じゃが、またそこがええんよ。

ほんと、独特な村なんですね。

ほうなんよ。

なんせ農協も合併を拒否して独立独歩なら、

村自体もずっと合併を拒否して独立独歩じゃけえな。

それはすごいな!!

国内外を問わず、姉妹都市も提携都市もなし。

ほんと独自色の強いところなんじゃ。

姉妹都市もなしですか。

ああ。

一方で、中四国では馬路村自体のCMをうっとるんで、意外と知名度はあるんじゃ。

これはこれで新しい地方自治体の姿かもしれんな。

なんかいいですね、そういうの。
一度行ってみたいもんだな。

ああ、のんびりするにはええところじゃけえ、行くとええで。


そんなわけで一泊7000円以下で地元の味が楽しめるうえに、温泉にまでつかれる「うまじ温泉」、みなさんもぜひ一度足を運んでみてつかあさい!!

高知は自然に恵まれているので、食材の宝庫ですな。

ただカツオは有名ながら、実は水揚げ量日本一は静岡だったりします。

高知は水揚げ量4位で、静岡の1/3ほどしか獲れていません。


なお、ちりめんやしらすはまったく同じものです。

ただ水分含有量で呼び方が変わるだけです。

一番水分量が多いのが釜揚げしらす、その次がしらす、

水分含有量が30%程度まで下がるとちりめんやちりめんじゃこになります。

もっとも、地方によって、さらに呼び方が変わることもあるので、

このへんは注意が必要ですな。


ちなみに柚子シャンプーや柚子リンスは見ませんでした。

わしが泊まった温泉宿は、田舎の温泉宿にありがちな「馬油シャンプー」でしたので。

温泉宿ってわりと「馬油シャンプー」率が高い気がするんですが、なにか理由があるんですかね?(笑)

家で食べる時の朝食は質素すぎて。

たまにはこういう朝食も食べてみたい(´・ω・`)

さすがにわしも家で食う朝食は質素です(;^ω^)

こういうのはやはり旅行ならではですな。

出張ではビジホでコンビニパンとかもありえます。

もっとも、ご当地パンがあれば、そういうのを買って、それを堪能したりはしますが。

ビジホで食べるコンビニパンもそれはそれで。

繰り返すとなんとも感じなくなりそうですけれど。

コンビニパンの中でも北海道のセイコーマートのパンは別格です。

あそこはすべて北海道産で、パンも全部自前で作っとりますからな。

缶コーヒーですら地産なのでオススメです!


なお、近江地方のサラダパン、お前だけは許すまじ!!(トラウマ)

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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