231話③ 旨い、安い、ボリューミーな東京の「たぬきすし」

文字数 742文字

安くてうまくて量もある寿司屋って、本当なのか!?

おう、本当で。

なので、場所が場所だけに、いつも行列ができるような店なんじゃ。

都内の一等地で、安くてうまくて量もあるお店なら、それはそうでしょうね。
ほれ、これがその行列のありさまよ。
まじだ!?
これ、12時前の様子じゃけえの。
12時前でこれか!?
おう、なので12-13時の間は、さらに大行列ができるいうお店なんじゃ。
なんていうお店なんですか?
「たぬきすし」じゃな。
えらいかわいらしい名前なんだな。

おう、なので湯飲みも、このとおりなんよ。

湯飲みもかわいいですね。

じゃが、ここの海鮮丼はかわいくはないで。

なんせど迫力じゃけえな。

まじか!
おう、これがわしの一押し、たぬきすしの「おまかせ丼」よ!!
でけえ!!
はみ出てますよ!!

そうなんよ。

これがこの店の売りでな。

この鮮度で、このボリューム。

これで1000円ポッキリいうのは、ほんと大サービスもええところよ。

これはたしかに行列もできますね。

ほうじゃな。

なので、この店に行く場合は、12時前にいくか、もしくは13時を過ぎてからいくか、そのどっちかがええじゃろうてな。

それなら早めには入れるってことか?

おう。

30分待ちぐらいではいけるじゃろうて。

それでも30分待ちか……。

まあ、それもいやなら、いまはコロナ影響もあって弁当もやっとるそうなんで、そっちでいくか、じゃろうてな。

いまは電話で注文すれば、取りに行くまでに作ってくれとるそうなんで、むしろこっちのがええかもしれんのう。

それなら待ち時間もなく、食べれますものね。
ちゃんと人ごみも避けられるし、客にとっても店にとってもいいこと尽くめだな。
そんなわけで東京の芝大門にある、行列のできる寿司屋「たぬきすし」、みなさんもぜひ一度足を運んでみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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