142話① 日本で唯一「笠松競馬のパドック」

文字数 686文字

今日は岐阜県の笠松競馬場を紹介しちゃろうかのう。
今日だろ?
そうとも言う。
そうとしか言わねえよ!!

しかし、今日で笠松競馬場の紹介もラストですか。

本当にいろいろあるものなんですね。

ほうじゃろ。

地方競馬はそれだけ奥深いもんなんじゃて。

だが、さすがに笠松競馬の見どころはもうないだろ?
ある。
あんのかよ!!

おう。

一番珍しいのはパドックじゃな。

パドックって馬をみるところでしたよね?

ああ。

レース前に馬の状態をたしかめるところじゃな。

なにがめずらしいんだ?

そういえば以前佐賀競馬場を紹介したとき、たしか「佐賀競馬場は日本で唯一の右回り」ってことをおっしゃていましたよね?

もしかしてあれと同じような感じなんでしょうか?

いや、違うのう。

笠松競馬場のパドックも、他の競馬場と同じように左回りじゃけえな。

だいたい他に右回りがあったら、日本で唯一になるまあが。

それも、そうか……
では、なにが変わってるんですか?
それは、これよ!!
遠い!!
しかもレース場の中にあるじゃないですか!!

そう!

笠松競馬場のパドックは「日本で唯一、コースの内側にある」んじゃ!

パドックって、レース前の馬の状態を見るものでしたよね?
ああ、ほうじゃな。
あんなに遠くて意味あんのか?
た、多少は……(震え声)
なんで、こんなことになってるんです?
たぶん敷地面積の問題で作れる場所がなかったんじゃろうなぁ。
マジか……

なんせ競馬場自体もけっこうせまいもんじゃけえな。

おかげで、ほら。レース場のすぐ後ろで電車が走っとるわ。

マジだっ!!
これもまた笠松競馬場の魅力の一つじゃろうて。
本気でそんなことを言える今岡先生が……
心底すげえと思うぜ……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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