216話② 「食べ歩き」は、のぼりはじめたばかりの「男坂」

文字数 1,212文字

しかしよぉ、だとしたら、てめえもそののびのびっていうメリットで、のんべんだらりと続ければいいんじゃねえのか?

たしかに、そう考えれんこともないのう。

しかし、そこはそこ、やはりわしは中途半端にできん性格じゃけえな。

ほいじゃけえ、2019年はこのコーナーに注力したぶん、

2020年は構想のままで宙ぶらりんになっとるのに注力するまでよ。

っていうか、時間ないっていう状態で、逆によく一年続けましたよね。

ほかの作品を構想状態のまま、手つかずで置いておく羽目になったわけでしょ?

おう。

わしは一度口にしたことは、おいそれと撤回せんけえな。

頑固といわれようがなんじゃろうが、男子の一言にはそんだけの重みがあると思うとる。

ほいじゃけえ、「今岡は頑固で融通が利かないが、そのぶん信用はできる」「今岡が約束を破るときは、むしろなにか理由があるはずだ」いう評価をされとると自負しとるんじゃ。

ほんと、難儀な性格してるよな……
こればっかは性分じゃけえ、しょうがないのう。
しかし、「完結」ではなく「第一部完」としたのには、なにか理由があるんですか?

うむ。

正直、そこはわしも迷った。

すっぱり辞めてしまおうとも考えた。

しかし、やはりそれなりに読者がついてくれとるのを考えると、

いきなりマイクを置いて、「ふつうの男の子に戻ります」とは言えんでな。


比喩がきもいわっ!!

言わんとしていることはわかりますが、もうちょっと違うことに例えましょうよ……

まぁまぁ。

なので、これまでどおりの毎日更新は「第一部」として一旦終えるということにしようかと思うたまでなんよ。

では、第二部は?
また、やんのか?
わからん。


おいっ!!

宣言してしまうと、また自分の発言に縛られそうな気がしてのう。

もしかしたら漫画『男坂』のようになるかもしれんし、ならんかもしれんし。

自分でもまだとくには考えとらんのんよ。


週一ぐらいでまたやるかもしれんし、月一ぐらいになるかもしれん。

もしくはまったくやらんかもしれん。

なので、ひとまずどうとでもなるように「第一部完」としたまでじゃ。

男坂か……
ようやくのぼりはじめたばかり……って、どれだけの人がこのネタ理解できるんでしょうね?
たしかあれって、その有名な「未完」ってシーンのまま、打ち切りだったんだろ?
いや、実はあれから再開しとるんで。


マジかっ!!

おう。

じゃけえ、それと同じように、わしも連載再開するかもしれんいうことよ。

ちなみにそれっていつ終わって、いつ連載再開したんですか?

未完で一旦連載が終わったんが、1985年のこと。

で、WEBで連載再開したんが、2014年のことじゃけえ、

ざっと30年ぶりいうところかの。

長えよ!!

じゃが、ジャンプで連載当時3巻で終わった作品が、WEB連載で8巻まで続刊となったわけじゃけえ、あれはあれでたいしたもんよの。

わしのこのコーナーも、どっかから漫画化とか書籍化の話がこんもんかのぅ。

安心してください……
それだけは絶対ねえから……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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