211話③ 競馬番組「観戦会」に当選して、「指定席」へ!

文字数 1,293文字

しかし、なんだって今回は4階の指定席で見たんだ?
いや、4階では見とらんで。
おいっ!!
どういうことですか!?
わしが今回見たんは、最上階の6階「G-Room」じゃけえな。
G-Room?
それって、すごいところなのか?

ああ。

ふつうに行こうと思うたら、1部屋6万円はするのう。


高っ!!

そらそうよ。

なんせ雰囲気からして違うけえな。

めちゃくちゃ高そうな部屋ですね!!
こんなところに行ったのか!?

ああ。

おかげで上から眺める競馬場いうんも、なかなかのもんじゃったで。

たしかに!!
これはいいな!!

ほうじゃろう。

ちなみに飯を4階で食うたのは、6階ではあまり飯が売っとらんけえなんよ。

なので、飯だけ下に食いに行ったいうわけなんじゃ。

3階や4階から上には上がらしてもらえんが、

6階から4階や3階には自由に下りられるようになっとるけえな。

一旦、下りた後は?

そのへんも問題ない。

6階の指定席エリアにいく人は、上に上がる前に、手の甲に紫外線でしか見られんスタンプを押されるんよ。

で、6階の席の人が下に下りた後、再度上に上がろう思うたら、それをスタッフに見せればええいうことになっとるんじゃ。

なるほど。
しかし、なんだってそんな高そうなところに行ったんだ?

おう。

わしはふだんグリーンチャンネルの「競馬コンシェルジュ」いう予想番組を見とるんじゃが、その「観戦会 in 中山競馬場」の抽選に当たったいうだけの話なんじゃ。

マジかっ!?

うむ。

倍率は186通中の12組いうところじゃったそうなんじゃが、運よく当たったんよ。

おかげで俳優の小木茂光さんや、タレントの守永真彩さん競馬評論家の須田鷹雄さん、栗山求さんのトークショーを楽しみながら、一緒に競馬観戦も楽しむいう至福のひとときを味わうことができたわ。


マジだった!!

嘘を言うてもしょうがあるまいて。

ちなみに小木茂光さんは、哀川翔さんや柳葉敏郎さんの所属しとった「一世風靡セピア」のリーダーじゃったいうほうが、通りがええ場合もあるのう。

あと、守永真彩さんは、お母さんが「ニャンちゅう」の初代パートナーである「まるみおねえさん」で、ドラマ「スチュワーデス物語」にも出とった白石まるみさん、といった方が通りがええ場合もあるな。

そのへんの話も……

トークショーで出たりしよったな。

須田鷹雄さんが小木茂光さんに「一世風靡セピア時代に紅白出なかった理由とか、語ってもらいましょうか」とか言うて、話ふりよったけえな。

かなり濃密な時間だったんですね。

ああ。

おかげで、競馬の収支はとんとんじゃったが、いろいろ楽しむことができたわ。

ちなみにこの番組は毎週土曜に放送されるんじゃが、12/21の放送には、わしもがっつり映っとったで。

マジかっ!!

おう。

以前番組で当たった番組特製ピンバッジ付けてったら、そのへんも思いっきりTVに抜かれとったわ。

しかし、よく懸賞とか当たりますよね……
ほんと、どんな強運してやがんだ……
日頃の行いのおかげじゃろうて。
はいはい……
はいはい……
そんなわけで、幸運の「勝つカレー」も食べられる「中山競馬場 指定席エリア」、みなさんも機会があればぜひ足を踏み入れてみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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