191話③ 鎌倉・小町通りの「もみじ茶屋」

文字数 986文字

ほいじゃあ、今回は鎌倉のメインストリート「小町通り」の名店でも教えちゃろうかいの。
どういうお店なんですか?
その前にまず言っとかにゃあいけんことがあるんじゃが、鎌倉は全国的にも有名な名所だけにボッタくりの店が多いけえ、気つけんさいや。
ボッタくり!?

ああ。

さすがに詐欺とまでは言わんが、たぶん地代が高いせいなんじゃろうな。

おおむね割高なお店が多いんが特徴なんじゃ。

マジか……
とくに鎌倉の名店が集まる小町通りでは、それがかなり顕著じゃな。
たしか、かなり混みあうとも聞きましたが?

ああ。

小町通りの混みようはハンパないで。

土日祝日の混みっぷりは筆舌に尽くしがたいものがあるわ。

そこまでか……

おう。

なので、店が安うせんでも、客はくる。

そういうわけで、ここいらでは「安さ」で店を探すよりも、「質の良さ」で店を探す方が得策いうことなんじゃ。

なるほどな。
同じような値段を出すなら、いいものに出せってことですね。

そういうことよ。

そこで今回オススメするんは、この名店「もみじ茶屋」じゃ!!

ほう、雰囲気のある店だな!!
ここの一押しメニューは、TVでも紹介されたことのある京都の名店「マッチャハウス抹茶館」の名物メニューと同じものなんよ。

TVで紹介されたものと同じものか。

いいな。

そのTVってどんな番組で紹介されたんですか?

ああ。

「嵐にしやがれ」らしいで。

マジかっ!!!

おう。

なので、評判が評判を生んで、土日なんかじゃと2時間待ちもざらじゃそうな。

マジかぁ……
今岡先生も並ばれたんですか?

いや。

オフクロらを案内したんが平日の月曜じゃったんでな。

全然ならばんこうに入れたわ。

ほんと、てめえの強運どうなってんだろうな……
日頃の行いのおかげじゃろうて。
言いやがるぜ……
で、そのオススメなんが、この「宇治抹茶ティラミスセット(900円)」よ!
オシャレですね!!
そしてうまそうだ!!

おう。

2時間待ちの行列ができるいうんも、うなずけるうまさじゃったわ。

とくにありがたいんは、上にふんだんにかけられとる抹茶が、実は中にもしっかり埋められとるいうことじゃな。

おかげで抹茶味がこれでもかと堪能できるんよ。

抹茶好きにはたまりませんね。

そういうことじゃな。


そんなわけで京都の名店とまったく同じものが食べられる鎌倉の名店「もみじ茶屋 鎌倉小町通り」、みなさんも平日に鎌倉に行くことがあれば、ぜひ立ち寄ってみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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