212話② 無料で見られる「馬の資料館」

文字数 628文字

で、個人的に一番オススメな見どころは、なんといっても「馬の資料館」じゃな。
馬の資料館?

ああ。

ばんえい競馬やら北海道における農耕馬やらの歴史を解説した資料館よ。

そんなに資料があるものなのか?

おう、あるある。

農機具、運搬器具、馬具、繋駕馬車やらも実際展示しとって、

見どころ満載どころの騒ぎじゃあないんで。

ほれ、これがその証拠じゃ!!

マジだ!!
ぶっちゃけ資料、多くないですか!?

多いじゃろうな。

なのに、これだけの資料を無料で見せてくれよるんじゃけえ、

ほんまサービス精神旺盛としかいいようがないわ。


マジかっ!?

これで無料なんですか?

うむ。

ここも観戦エリア外のところにあるけえな。

入場料の100円を払わんでも見れる施設、いうことなんよ。

じゃあ、ばんえい競馬を見に行かなくても、この資料館だけいくというのも可能なんですか?

ああ、可能じゃな。

実際、ばんえい競馬の開催にかかわらず、

この資料館は毎日10:00~17:00までやっとるけえな。

なので、ここだけふらっと見に行くいうこともできるんじゃ。

マジか……
休みの日はないんですか?
一応、冬季は水曜だけお休みじゃそうな。
じゃあ、夏季は?
無休。
気合い入れ過ぎじゃねえか?

ばんえい競馬全体が、存続のために力いれとるいう証拠じゃろうてな。

なので、わしも行くたびに、しっかり応援するようにしとるんよ。

ちなみに聞きますけど、ばんえいでの収支の方は?

…………。

えっと、なんか、聞いてしまって、すいませんでした。
……気にすんなや(震え声)

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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