103話②【レア】那覇「首里金城町石畳道」【沖縄応援】

文字数 830文字

で、さっき言ってた「いいもの」っていうのは、結局なんだったんですか?

ああ。

実は「識名園」から「首里城」に向かうためには、途中「首里金城町石畳道」いうところを通ることになるわけなんじゃが、これが思った以上にええ風景じゃったんよ。

首里金城町石畳道?

ああ。

ここは琉球王朝時代の城下町じゃったところでな。

首里城に続く道が、石畳で舗装されとるところなんじゃ。

歴史あるところってことか?

半分正解じゃな。

半分?
どういうこった?
石畳自体は琉球王国尚真王の治世、だいたい1522年頃に整備されたんじゃが、実はそのときの石畳は第二次世界大戦の沖縄戦で真珠道の大半は破壊されてしもうとるんよ。
マジかっ!!
なので、ここの石畳はその後のに歴史的地区環境整備事業によって、再び石畳に整備しなおされたものというわけなんじゃ。
それって、いつごろ再整備されたものなんでしょうか?
1983年(昭和58年)じゃな。
言うほど古くねえ!!

じゃけえ言うたじゃろ。

半分正解じゃと。

なるほどな……

ほいじゃが、再整備されたものとはいえ、往時をしのぶには十分なものでもあるんで。

そう、これがその「首里金城町石畳道」よ!!

すげえ!!
これはたしかにいいものですね!!

ほうじゃろ。

ここの風景はNHKドラマ「ちゅらさん」の撮影地としても活用されたほどのもんじゃけえな。

マジかっ!!

おう。

実際に沿道の民家が主人公の自宅外観としても使われたりしとるんで。

歴史を知ることができる場所でもあり、ドラマの聖地でもあるわけなんですね。

そういうことよ。

それ以外にも、途中には「識名宮」やら「金城大樋川」やら見るべきものがようけえあったりするけえ、ゆっくり観光するんじゃったらぜひ徒歩での観光をオススメするわ。

そんな酔狂なやつ……

そうそういますかねぇ……
おると思うで(震え声)
まあ、そんなわけで首里城以外にも「識名園」「首里金城町石畳道」など、沖縄には見どころが満載なんで、みなさんもぜひ沖縄応援のために旅行に行ってみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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