229話② 離島を除いた日本の本土最東端「納沙布岬」

文字数 775文字

で、今回はどこを紹介してくれるんですか?

ほうじゃな。

日本の本土最東端のところとか、おもしろうて、ええかもしれんのう。

最東端?

うむ。

まあ、正確に言えば、離島を除いた日本の本土最東端で、一般人が訪問可能な日本最東端地点いうことになろうかの。

どこなんですか?
それがここ、北海道は根室市の納沙布岬よ!
ほう、これが日本のはじっこか!
正確には、さっき言うたように「一般人が訪問可能な日本最東端地点」じゃがな。
どういうことです?
そりゃ、こういうことよ。
北方領土?

おう。

ロシアにとられたままの北方領土は日本の国土。

なので、本来ならあっちが正式な最東端になるんじゃがな。

まあ、ロシアのせいでなかなかあっちには行かれんけえ、ここが「一般人が訪問可能な日本最東端地点」いうことになるわけなんよ。

なるほどな。
しかし、今岡先生、政治がらみの話は基本的に表ではされないってことでしたけど、そういうことをここで言ってもいいものなんでしょうか?
まあ、えかろうて。
えかろうって……

だって北方領土が日本固有の領土なんは、まぎれもない事実じゃけえな。

それを取り戻すのは政治向きの話かもしれんが、事実を事実としていうぶんには問題なかろうて。

今岡先生なりにちゃんと線引きがあるんですね。

おう。

わしは政治家じゃあないけえな。

政治の話には責任もてんけえ、人前ではせん。

じゃが、これは政治とは関係ない話じゃけえ問題はない。

つまりはそういうことよ。

小難しい話はよくわかんねえが、お前さんがいいんなら、俺はどっちだっていいよ。

お、おう。

まあ、それはそれとして、ここは十分、風光明媚なところではあるけえ、それ目的で行ってもらうんもよかろうてな。

そういう小難しいこと抜きでも十分楽しめるところ、それがこの納沙布岬じゃけえ。

ほいじゃあ、次のページでは、お待ちかねの北海道根室市グルメでも紹介しちゃろうかいの。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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