144話① 中京とは違う「名古屋競馬場」

文字数 1,130文字

今日は名古屋競馬場を紹介しちゃろうかのう。
名古屋競馬場?
以前、中京競馬場っていうのを紹介されていましたが、あれとは違うんですか?

ああ。

ちとややこしいんじゃが、あれとはまた別なんよ。

中京競馬場は中央競馬の一競馬場じゃが、

名古屋競馬場はあくまで独立独歩の一地方競馬場じゃけえな。

ほんと、ややこしいな……
で、名古屋のどのへんにあるんですか?

港区いうて、南の方じゃな。

繁華街からはちと離れとるんじゃが、

近年はレゴランドもできたりと、なかなかに活気のあるところでもあるんよ。

レゴランドに行ったことは?
ない。
ないのか!!

あんまそういうのには興味ないけえな。

やはりわしは歴史的な建造物や史跡を見てまわるんが性にあっとるわ。

ほんと、変わりもんだよな……
そがいに褒めんなや(照)
褒めてねえよ!!

ちなみに今回紹介する名古屋競馬場、

1949年にできたものなんで、けっこう老朽化が著しいんじゃ。

これまたけっこう古いものなんですね。
そう、これもこれで歴史的建造物といえような。
ものは言いようだな。
おかげでわし好みの渋い感じになっとるのもポイント高いんよ。

こいつ……

本気で言ってるから、たち悪いですよね……
で、これがその名古屋競馬場よ!!
ほう、意外とわるくねえな!
古くはありますが、それなりの施設ですね!

ほうじゃろう。

わしはこの雰囲気がまた好きなんよ。

その気持ちはわかりませんけどね……
じゃが、この競馬場もあと数年でお役御免なんじゃがな……
なんでだ?
つぶれるんですか?
いや、移転するんよ。

移転?

ああ。

競馬場の関連施設には、一般の人が観戦するための「競馬場」

馬をケアしたり、トレーニングしたりする「調教施設」があるんじゃが、

名古屋競馬はこの「調教施設」の方に施設を集約するいうのを発表したんじゃ。

調教施設って遠いんですか?

ふつうはな。

なんせこっちは人に見せる必要がないんで、

たいていの調教施設は田舎や郊外にあるものなんじゃ。

名古屋競馬もそれは例外ではのうてな、

「弥富トレーニングセンター」いうて弥富市のほうにあるんじゃ。

知らねえ!!
その弥富市ってどのへんなんです?

弥富市は名古屋の隣じゃな。

なので、実はそがいに遠くはない。

名古屋競馬場から弥富トレーニングセンターまでも

車で25分ぐらいのところじゃけえな。

なんだ……
じゃあ、問題はないじゃないですか。

いや、問題なんはその設備への一般人のアクセスよ。

なんで弥富トレーニングセンターは最寄りの弥富駅から11キロは離れとるけえな。

11キロっ!?

ああ。

なので車以外じゃったらバスが必須となるが

現状はバスも一日数本しか走っとらん状況なんじゃ。

今後バスの支援とかどうなるんかわからんが

名古屋競馬の将来がちと心配になるのう。

いろいろあるものなんですね……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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