161話② 全国一のJA直売所「さいさいきて屋」

文字数 967文字

で、今回はどんな名物を紹介してくれるんですか?

ほうじゃな。

西条市のお隣の今治市になかなかおもしろい「道の駅もどき」があるんじゃ。

道の駅もどき?

ああ。

正確には道の駅じゃないんじゃがな。

ただ、その中身は道の駅以上に道の駅なんじゃ。

どんなところなんだ?
これがそうよ!!
こ、これは!!
そう、ここは越智今治農業協同組合の直営

「さいさいきて屋」じゃ!

直営?
つまりはJAの直売所じゃな。
野菜でも売ってんのか?

野菜だけじゃのうて、米、果実、精肉の他、

地元の漁業協同組合でとれた魚介類

地元農産物を活用したジュースやジャム等の加工品などの

ありとあらゆる地元産品が販売されとるんじゃ。

それこそそのへんのスーパーなんか太刀打ちできんようなありさまじゃな。

マジかっ!?

ああ。

なんせこの直売所、全国の直売所の中でも全国一の規模を誇っとるけえな。

直売所だけじゃのうて、地元食材を活用した食堂「彩菜食堂」

カフェ「SAISAICAFE」、果ては市民農園や研修施設なんかも設置されとるんで。

それはすごいですね!

ほうじゃろ。

ちなみにわしはここでいちじくししとうなんかを買うてみたわ。

まさかそれを紹介する気か?

野菜や果物を紹介しても、ちとおもしろみがなかろう。

今回紹介するんは、ここでしか手に入らんこれらよ!!

これは!?
ここで売っておった、「和牛100%のコロッケ」「ソーセージ」じゃな。
ほう、それは旨そうだな。
いくらぐらいだったんですか?

コロッケは5つで500円、ソーセージは1袋700円じゃったな。

そしてどっちも期待通り、なかなかの味じゃったで。

これがその調理したものよ!!

たしかに旨そうだ!!
あの値段で、これならお得ですね!!

じゃろ。

コロッケはしっかり肉の味がして、ジューシー。

ソーセージはこれでもかと燻製の香りがして

あの値段ではふつう手に入らんじゃろういうぐらい

しっかり手間暇かかったもんじゃったわ。

味付けのほうは?

コロッケはシンプルに醤油だけで食った。

ソーセージは、なにもつけんと油でかるく炒めただけで食った。

どっちもそれだけでいけるぐらい、十分素材の味が活かされたもんじゃったわ。

それはいいな!!
おススメするだけはありますね!!

ほうじゃろ。


そんなわけでいろいろな地物の食材や土産物が買える「さいさいきて屋」、みなさんもぜひ一度足を運んでみてつかあさい!!

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色