60話① 英二's キッチン「タイ風グリーンカレー」

エピソード文字数 1,793文字

ここのところ超短編コンテストに出しているみたいですね。

おう。

こういう短編小説はあまり書いたことがなかったんで

これはこれでいい刺激になっとるわ。

わりと嬉々としてやってんだな。

うむ。

小説なんてものは書いてる本人が一番楽しんで書かんと

読んでる方も楽しくなかろうけえな。

ノリにノッテルときなんかは

「やべえ!めっちゃ楽しい!」言いながら

書いたりとかしよるで(笑)

そこまでノリノリになるんですか?

ああ。

先週末なんかどうしても一気に書きたくなってな。

ひさびさに徹夜して小説書いたりしよったわ。

そこまでするか?

ふだんは通常の仕事もあるけえ

なかなかそこまでやらんがの。

ただ、その日はアイディアが出たせいで

アドレナリン出まくっとって

どうせ寝付けんいう感じになってしもうたんで

ちとやってしもうたいう感じじゃったわ(笑)

ちなみにいまは何本出してるんですか?

おう。

今のところは以下の二本じゃな。


「ひどい女……」

「強右衛門、走る。」

今のところは?

ああ。

もう一本書き上げたのがあるんで

それももうちょい推敲を重ねた上で

来週には掲載する予定でおるわ。

そういえば先日、星崎先生のところで、

「うち1本は誰も書かないような意欲作」

と言っていましたが、あれはどれのことなんですか?

ああ、そんなことも言ったな。

あれは嘘じゃ!


嘘!?

おう。

書き上げてみれば、どれも誰も書かんような感じになったんで

どれが意欲作とは言えんようになったんじゃ(笑)

強いていえば、どれもが意欲作いう感じじゃな。

ちなみに当初の予定では、

どれがその意欲作の予定だったんですか?

ああ、この前掲載したばかりの

「強右衛門、走る。」がそれになるのう。

どのへんが意欲作なんだ?

ぶっちゃけていえば、

「ラストレター」いうテーマで、

本格的な歴史小説を書くやつはおらんじゃろういうのが

一番のポイントじゃったな。

たしかにこのテーマだったら

ふつうは現代をテーマにするでしょうね。

やっても、第二次世界大戦の特攻隊とか

そのへんがテーマにあがるぐらいのもんだろうな。

そのへんも考えんではなかったな。

実際、うちのじいちゃんは陸軍軍人じゃったんで

いっそじいちゃんを主人公にすえちゃろうか思うたがな。

なんでしなかったんだ?

じいちゃん、20年ほど前に他界したが、

別に戦争で死んだわけじゃないけえのう。

そのへん捏造して書いたら

化けて出て叱られそうなけえ、やめておいた(笑)

そんな理由かよ!!

しかし、このテーマで戦国時代の歴史小説、

それも全然恋愛要素が絡まないような作品なんて

よく書こうと思いましたね。

うむ。

ラストレターでいろいろ物思いにふけっとったら

急に「鳥居強右衛門とかおもしろいかもしれんのう」と思ってな。

いわゆる「降ってきた」いうやつじゃったな。

テーマのどこにも「恋愛要素必須」とはなかったけえな。

そこは遠慮のうやらせてもらったわ。

ちゃんとラストレターを、

しかも二重に踏まえているところはさすがだと言えますが、

異色にもほどがあるでしょう……。

異色、大いに結構!

これならだれにも思いつかんじゃろうし、

真似しよう思ってもなかなかできんじゃろうなと思ってな。

なので、つい「誰も書かないような意欲作じゃな」と言うた次第なんじゃ。

そりゃ、誰も思いつかんだろうよ……。

戦国時代の資料なら膨大にあるけえな。

なんぼでもいけるで!

ちなみにもう一本の

「ひどい女……」

はどんな感じなんですか?

これはこれでなかなかいいものができたと思っとるで。

ざっと見渡した時、小説作品ばかりが目に付いて

あまりチャットノベルを使っている人がおらんのう思うたけえ、

少なくとも一本はチャットノベルで出そうと決めとったんじゃ。

女性の心情もよくいけたもんですね。

ここで出しとらんだけで、

過去には女性主人公の作品も書いたことあるけえな。

そのへんもぬかりなしじゃ。

こっちもオススメってことなのか?

わしはオススメできんような作品は掲載せんよ。

納得いかん作品をさらすぐらいなら燃やして捨てるわ!

芸術家かっ!?

どっちも作家いうけえのう。

ちなみにこの作品書き上げたときには

自分で読みかえして、感情移入のあまり、

ついボロボロ泣いてしもうたで(笑)

そんな物書き、てめえだけだろ……。

他にもおるかもしれんじゃろうが!

まぁ、短編じゃろうと長編じゃろうと、

わしは常にそんぐらいの気持ちで書いとるいうことよ。

では、三本目も期待しておきましょうか。
おう、そうしてくれ!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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