105話① 盛岡競馬場 まんぷく道場の「ホルモン定食」

エピソード文字数 1,271文字

今日は盛岡競馬場を紹介しちゃろうかの。
盛岡?
東北にも競馬場があるんですか?

おう、あるで。

JRAには福島競馬場があるし、地方競馬では岩手の盛岡競馬場と水沢競馬場があるけえな。

岩手には二つもあるのか?

ああ。

この二つは岩手競馬とも呼ばれとるんじゃ。

いまや同じ県に二つの地方競馬場があるんは、兵庫の園田競馬場と姫路競馬場ぐらいのもんじゃな。

岩手県と兵庫県だけなんですか?

しいていえば、地方競馬の門別競馬場とばんえい競馬の帯広競馬場を抱える北海道がそこに加えられるぐらいじゃな。

ま、なんにせよばんえいを入れても、いまや地方競馬は全国で15場しかないんじゃけえ、1つの県に2つの競馬場を抱えとるんは、レア中のレアじゃろうて。

マジか……

だいたい姫路競馬場にしたって、一応2020年からひさびさの再開が決まったが、2012年からずっと休止状態じゃったけえな。

2019年現在で、サラブレッドだけでまともに2場開催をやっとるんは、岩手競馬ぐらいのもんよ。

それは……、すごいな。
でも、なんで岩手は競馬が盛んなんですか?
一つは「チャグチャグ馬コ」で知られるように、盛岡には南部駒いうのがあって、馬に親しむ機会が豊富じゃったけえじゃろうな。
チャグチャグ馬コ?

ああ。

昔から南部盛岡では農耕に欠かせない馬に感謝して、一年に一回、農閑期である6月に馬を着飾らせて街を練り歩くいう風習があるんじゃ。

ちょうどいまぐらいの時期ですか?

ほうじゃな。

毎年6月の第二土曜にやっとるそうなけえ、今年は6月8日にやったところが多かろうな。

なるほどな。
あと、もう1つの理由としては、1990年代の競馬ブームの際に岩手県競馬が積極経営を行って、売り上げが一気に上がったいうのもあるかの。
ほう、それはすごいですね。

ただ、そのときの積極策のせいで、競馬ブームが去った後はかなり疲弊したのも事実じゃがな。

ま、近年はまた再びの競馬ブームで全国的にかなり売り上げがあがっとるんで、盛岡競馬場も持ち直したっぽいのは、よろこばしいことじゃ。

競馬ブーム様様だな。

そういうことじゃ。

で、その積極経営の際に、建て直された盛岡競馬場が、これじゃ!

ほう、これは立派なもんだな!
地方競馬というわりにはきれいですね!

ほうじゃろ。

とくに盛岡競馬場は地方競馬でもまれな「芝コースを持つ唯一の競馬場」じゃけえな。

芝コースってあまりないのか?
てっきり芝ばかりを走ってるものかと思ったんですが、違うんですか?

それが違うんじゃ。

JRAはメインを芝にしとるけえ、芝の方が目立つんじゃが、砂の上を走るダートコースいうのもあるんじゃ。

ただ芝コースは管理費がかさむけえ、地方競馬場は基本的に管理費が安価で済むダートコースのみでやるのが一般的なんよ。

じゃあ、芝コースを持つ盛岡はかなり特殊ってことなんですか?

ほうじゃな。

なので、維持費の高騰ぶりのあまり、

しばしば閉鎖が議論されたいうんも、納得できるところじゃな。

芝だけにか?
お、お前っ……!!
今岡先生が言うことぐらい、もう予想できますよ。
(作者がぶちはぶてとるけえ、ちいと待ってつかあさい……)

eijivocal23

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色