210話① 松山城を建てた「加藤嘉明公像」

文字数 924文字

で、一昨日は松山の「東雲神社」を紹介したわけなんじゃが、実はこの境内の裏手にまわると、そのまま松山城への登山道へと合流することができるんよ。
マジかっ!?
もしかしてこの前ロープウェーを使わなかったっていうのは……?

ああ。

実はそれも関係しとるんよ。

でも、一旦神社から降りて、再度ロープウェーを使うってのもありだったんじゃないんですか?

それは考えんでもなかった。

じゃが、登山道でもいろいろ見たかった上に、東雲神社の階段を昇りきった時点で、ロープウェーで登る分の1/3ぐらいは行っとったけえな。

一旦降りて、またロープウェー使うより、全部自分の足で登り切った方が、無駄がない上におもしろかろうと判断したまでのことよ。

体力的には問題なかったのか?

おう。

これでも健脚自慢じゃけえの。

そのへんは無問題じゃったわ。

この体力お化けめ……
まあ、帰りはちゃんとロープウェー使ったけえ、えかろうて。
そこだけですね、人間らしいのは……
………………。
……ひどい言われようじゃね?(震え声)
間違ってないと思いますが?
まっとうな意見だろ。

ま、まあええ。

で、実は松山城のふもと、東雲神社の近くには加藤嘉明公像もあるんよ。

誰だ?
松山城を建てた人じゃな。

え?

藩祖は松平定勝公じゃなかったんですか?

おう。

松山松平藩の藩祖は松平定勝で。

ほいじゃが、松山城を建てたんは、加藤嘉明なんよ。

もっと言やあ、松平家が松山に入ったのは、「加藤家→蒲生家」の後で、その時の藩主も松平定勝の息子・松平定行の代じゃけえ、松平定勝自体は実は松山と縁もゆかりもないんじゃがの。

マジかっ!!
で、その肝心の松山城を建てた加藤嘉明じゃが、松山20万石から会津43万5500石に加増転封されとるんじゃが、実はかなりしぶしぶじゃったそうなで。
出世なのに、ですか?

ああ。

精魂込めて建てた松山城を手放さなきゃいけんかったんが、くやしかったともいわれとるな。

そりゃ、がっかりだろうな。

一方では倍増を喜んだともいわれとるけえ、なんともいえんがの。

もっとも、不満じゃろうがなんじゃろうが、幕府に逆らうわけにもいけんけえ、どっちにしろ表向きは「喜んで」会津に赴いたんじゃろうて。

判断が難しいところですね。
歴史いうもんは、そういうもんよ。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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