175話② 島根・松江の人気一位「神代そば」

文字数 965文字

で、島根で愛されている郷土料理ってのは、なんなんだ?

ああ。

それは出雲そばよ!!

出雲そば?

おう。

出雲そばの起源は松江松平家初代藩主の松平直政公が、

そばの本場・信州から国替えされたことがきっかけでスタートしたものなんよ。

さっきのページで紹介していた、藩祖ってやつか?

ああ。

で、同じく松江神社に祀られとる7代松江藩主の松平治郷が、それを全国的にも広めたということなんじゃ。

どうやって広めたんですか?

松平治郷こと、松平不昧公は大のそば好きでな。

当時、高貴な人は下賤なそばは食わないと言われとったんじゃが、

たびたびお忍びで城下に行っては、そばを食うておったんじゃそうな。

で、同時に全国的にも有名な茶人でもあった不昧公は

茶懐石としてそばをたびたび供したんじゃと。

これがきっかけとなって、上流階級でも食われるようになったということなんじゃ。

なるほどな。
で、そんな出雲そばが名産の島根・松江にあって、人気そば店ランキングの1位にかがやいとるんが、今日紹介する「神代そば」さんなんよ!!
ほう、そりゃ期待できそうだな!

ああ。

期待してええで。

これがわしのおススメする「割子そば」じゃ!!

おおっ、旨そうだな!!
昔ながらのそばという感じですね!!

ああ。

まさしくそんな感じよ。

ここはちゃんと手打ちの十割そばにこだわっとってな。

それをやや辛めのたれで食うんが、また旨いんよ。

オーソドックスな割子そばなら3枚で930円なんじゃが、

サイドメニューで「そば味噌おにぎり(180円)」いうんがあるけえ、

割子そばだけで足りん思うたら、おにぎりのほうを頼めばよかろうてな。

さっきの写真にも上の方にうつっとるやつが、それじゃ。

ほう、こっちもこっちで旨そうだな。

うむ。

これはこれで名物じゃけえな。

でも、そんな人気店ならけっこう混むんじゃないんですか?
ああ、混む。
やっぱりか!!

おう。

じゃけえ、土日のランチタイムとかは覚悟したほうがええな。

むしろ早めの時間帯にいって、ささっと食うんがよかろうて。

今岡先生は?
11時台にいって、30分待った。
11時代でもそのぐらい待つのか……

旨いもん食おう思うたら、そんぐらいは我慢せにゃあいけまあて。


そんなわけで松江で人気No.1のそば屋「神代そば」、行列必至ですが、松江に行かれた際にはぜひ一度味わってみてつかあさい!!

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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