65話① 岡山・倉敷 デミかつの名店「かっぱ」

エピソード文字数 523文字

岡山倉敷の祭りには独特な風習があるんじゃが知っとるか?
奇祭とかなんでしょうか?

そこまで大袈裟なもんじゃないがな。

よく天狗がこどもを追い回したりするじゃろ?

あの倉敷バージョンは独特なもんなんじゃ。

天狗じゃないのか?
天狗じゃないのう。
呼び方が違うとかなんでしょうか?
姿かたちがそもそも違うのう。
どんな姿してるんですか?
こんな姿じゃ!
なんじゃこりゃあ!

おう。

これは「素隠居」じゃな。

なんて読むんですか?
「すいんきょ」じゃな。

すいんきょ?

素の隠居、そこらへんの「じいさん&ばあさん」いうことじゃな。
ただの老人じゃねえか!
他にも「素晴らしい隠居」「素朴な隠居」いう説もあるがな。
結局、ふつうのご老人というのは変わらないわけですが、それは……。

ま、地域の風習じゃけえ気にしたら負けよ。

ちなみにこの素隠居がもっとるうちわで頭をはたかれると

健康になるとも賢くなるともいわれとるんじゃ。

なんか獅子舞みたいですね。

こういう祭りに出る縁起物は

たいていが同じようなもんじゃろうて。

てめえもはたいてもらったのか?

ああ。

もっといろいろ研究ができるようにいうて、はたいてもらったわ。

これ以上、歴史研究してどうしようってんだ……。
縁起物のはずなのに、私らにはいい災厄ですね……。

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登場人物紹介

今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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