170話② 世界三大夜景の「函館の夜景」

文字数 987文字

そんなわけで気を取り直して、今回は函館の名所を紹介しちゃろうかの。

ほう、函館か。

いいですね!

函館といえば、まず「世界三大夜景」の1つにも数え上げられる、

「函館の夜景」が見どころじゃろうな。

ほれ、これがそうじゃ!!

おおっ、見事だな!!
有名なのも納得ですね!!
なんせ「百万ドルの夜景」ともいわれるもんじゃけえのう。
そういえばさっき「世界三大夜景」と言われてましたけど、「日本三大夜景」とは違うんでしょうか?

ああ。

「世界三大夜景」は「香港・函館・モナコ」が該当する。

「日本三大夜景」は「函館・長崎・神戸」が該当するんじゃ。

函館はどっちにも入っとるけえ、いわば日本で筆頭の夜景いうてもよかろうな。

どこが決めたものなんだ?
さあ?
おいっ!!

いや、それがまったくわからんのじゃ。

誰が言いだしたものなのか、どこが決めたものなのかわからん。

しかもこの「世界三大夜景」「日本三大夜景」とも、

日本と中国圏でしか使われとらんそうなけえな。

そこから考えるに、おそらくは日本の観光業界かどこかが

言い出したものじゃないかのうとは思うんじゃがな。

なるほど。
ちょっと興ざめだな……

じゃが、函館の夜景がすばらしいもんであることにはかわりはあるまいて。

じゃけえ、「世界三大夜景」「日本三大夜景」の両方にカウントされとるいうんも、うなずけるもんじゃな。

それもそうだな。
ちなみにこの夜景をおがむには函館山のロープウェーに乗る必要があるんじゃが、これが往復で大人1500円と、なかなかにいい値段するんじゃ。
わりとするんですね。
ま、これだけのもんを見ようと思ったら、ケチっちゃあいけまあて。
たしかに。
で、函館の夜景のあのくぼんどるところ、実はわりと勘違いされがちなのを知っとるか?
勘違い?

ああ。

あのくぼんどるところ、もしかしてここじゃと思うとりゃあせんか?

え?
違うんですか?

違う。

正解はこっちなんよ。


マジかっ!!

実際行けばわかるんじゃが、あの出っ張ったところにちょこんとある山じゃけえな。

じゃけえ、夜景として見えるんは、言うほどの距離じゃないんよ。

なんせ函館から、あの勘違いされがちなくぼんだところまでは、だいたい80数キロほど。東京駅から箱根あたりまでと変わらん距離じゃけえな。

北海道はスケールが大きすぎてピンと来にくいんですが……
ぱっと見で近そうに見えても、けっこう距離があるってこったな……
ま、そういうことじゃな。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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