135話① 実話「今岡英二 外国人を英語で道案内」の巻

エピソード文字数 1,139文字

今日、新橋駅でな、外国人の方に話しかけられたんじゃ。
おっさんか?
いや、若い女性の方じゃったな。
英語で話しかけられたんですか?

ああ。

道がわからんかったそうでな。

しょうがないけえ、道案内してさしあげたわ。

うん?

てめえ、英語話せたっけ?

いや、まったく。
なのに、道案内できたんですか?

いや、わしは子どもの頃にネイティブの人に英会話習っとったけえ、

話せはせんが、聞き取りはできるんよ。

発音もパーフェクトなそうなけえのう。

しかし、話せねえのに、どうやって道案内したんだ?
こんな感じじゃな。

■外国人女性■

Is the Toei Asakusa Line station under this stairs?

(都営浅草線の駅はこの階段の下ですか?)

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■自分■

Yes!

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■外国人女性■

I want to go to Senso-ji Temple, but which train should I take?

(浅草寺まで行きたいんですが、どの列車に乗ればいいですか?)

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■自分■

(どう説明すれば、ええかのう……ほうじゃ!!)


Come on!

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で、駅まで連れて行ったという次第じゃ。
結局、「Yes!」「Come on!」しか言ってないじゃないですか!!

ええんよ。

意味さえ通じりゃあ。

実際、10数年前にグアムに行ったときも、身振り手振りの片言の英語で、

現地のチャモロ人と酒酌み交わしたぐらいじゃしな。

マジかっ!?

ああ。

あとは観光客が来んような地元のショッピングモールで

「Japanese OK?(日本語いける?)」

「No(いや……(苦笑))」

「HAHAHA. Me too(わしもじゃ!)」

言いながら、あとは身振り手振りで

ネックレスのトップとそれに合わせたリングを複数個と

あとはそれにあうチェーンを見繕って買ったりしとったけえな。

ほんと、とんでもないコミュニケーション能力してますよね……

ま、なんでも話しゃあ通じるもんよ。

日本で活躍しとる外人タレントさんを見ればわかろうて。

めちゃくちゃな日本語でも、なんとか伝えようとすれば通じるもんなんじゃ。

それが滑稽でも、熱心さがありゃあ、

周りがなんとかくみ取ってくれるもんじゃ。

なので、失敗を恐れんと、なんでもやってみる、

なんでも話してみるんが大事じゃな。

日本人は失敗を恐れて、そこをトライせんけえ、いけんのよ。

一理あるかもしれませんね。
しかしだな……

うん?

なんじゃ?

今回上手く通じたとはいえ、

結局は「Yes!」「Come on!」しか話してねえわけだよな?

まあ、ほうじゃな。

「Yes!」「Come on!」だけって、

下手な洋物ポルノじゃあねえんだから

せめてもうちょっと話せよ!!!

……っ!!!(赤面)

すまん……

俺が悪かったから、赤面するのだけはやめてくれ……

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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